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2017年07月03日17:30

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選挙は、まず相手への敬意から・・・。



兵庫知事選が終わりました。

4人の候補者の演説を聴いて、気づき、思い出したことを

書いておきます。



今から57年前。昭和35年10月12日に、社会党委員

長浅沼稲次郎さんが、演説中に暗殺されました。

10月18日に、自民党の池田勇人総理が、本会議場で追

悼演説を述べられました。

それは、名追悼演説として、衆議院史に残り、池田総理の

人気のもとになったとも言われています。



こんなあらましです。

「あなたとは、国会で、全国津々浦々で政策を論争する好

敵手だった。性格は明朗で、開放的、大衆にとことん愛さ

れた。君の友達の作った次の詩が忘れられない。『君は演

説百姓よ よごれた服にボロカバン きょうは本所の公会

堂 あすは京都の辻の寺』あなたは30年間下町の安アパ

ートに住んで国民の信頼と親近感を得られて、国民のため

に尽くされた・・・」



当時、私は中学校2年生でした。

浅沼さんを刺したのは17歳の少年でした。

私は新聞で追悼演説全文を読んで、声を上げて泣きました。

好敵手に対する、池田総理の温かい気持ちに泣きました。



政治は、かくありたいものです!


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