夕日ポイント

　仕事明け休み。夕方ふと空を見ると晴れている。綺麗な夕日または夕焼けが予想される。撮影はハナから諦めたが、近所の夕日ポイントを押さえるべく自転車で走り回る。

　なかなか無いもんだ。ちょっと良さげな場所に行くと夕日の手前にもっと良さそうな小山がある。そこに行くとその先には住宅街があり、夕日と被る。
　5階建てエレベーター無しのアパートの踊り場が良さそう。行くと夕日の手前に鉄塔、おのれ鉄塔！

　公民館の屋上の使用許可を得たりもした。館長さんと話して今後頻繁に来るかも知れませんよと。許可は得たが、あちらも色々条件を付けてくる。フェンスがあるのでジッツォの重い三脚を最大限に高くしてクリアして自分用に踏み台も用意せねばならぬ。許可は得たが使うかどうか判らぬ。

　今日行った努力は徒労かも知れぬ。これは夕日を撮る撮影者が普通に行う行為だ。夕日が主題なのだから他はなるべくシンプルにしたい。いっそ海で良い。
　逆に日常のイイナと思った夕日という事で、雑多な風景が被っても良いのかも知れない。存在感あり過ぎの鉄塔に被った夕日も良いのかも。

　ところで、撮影に適していそうなマンションは山程あるが全てオートロックで入れない。
　私が小学生高学年の頃に初めて撮影した写真は、撮影したフィルムがどうなっているのかパトローネから引っ張り出して確認してしまった事により存在しないが、辛うじて残っていた写真は朝焼け。近所のエレベーター付きの住居の屋上で撮影。当時はオートロックなぞ無かった。選ばれるかも知れないなあw実家の何処かに未だ在るかなあ？w