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2017年03月17日09:59

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人生意気に感ず「防衛相の軽さは首相の軽さ。笑う北朝鮮。幻怪の祖父。GPS捜査の大法廷」

◇稲田防衛大臣は果たして自身の危機も乗り切れるのか。国会答弁の姿に与党からも批判が相次いでいる。尖閣や北朝鮮をめぐる憂事の際、毅然とした姿勢を示せるのか、国内から軽くみられる国防の責任者は、特に北朝鮮など女性の存在を軽く見る国からは扱い易しと見られているに違いない。防衛相の軽さは首相の軽さに通じる。綻(ほころ)びが見えだした感のある首相は本物か。安倍首相によって日本が世界に存在感を示せるようになったと評価する国民は多い。一強に酔っていた点はないか。謙虚さを取り戻し、不退転の決意で立ち直って欲しい。
◇祖父岸元首相は「幻怪」と言われた。満州国で辣腕を振るい、A級戦犯となって死を覚悟し、釈放され、あっという間に首相の座に駆け上がり安保改定を成し遂げた。安倍首相の颯爽とした姿を祖父と重ねて見てきた国民は少なくない筈だ。
◇籠池という男は妙な人物で首相や自民の政治を脅かす爆弾を秘かに持っているらしい。失うもののない立場に立たされて反撃の機会を窺っているように見える。自民党の政治家は「えせ国士」に弱い。自らが歴史の座標軸を持たない故に、簡単に日本国憲法を押し付けられたと言って軽視し、教育勅語を賛美する。
 今回の森友問題による自民のイメージダウンで憲法改正も一歩後退と思う。安倍首相は一部から言われているような国粋主義者ではないが、今回の事件によって国政の方向を任せられるかという次元の高い政治不信が今頭を持ち上げている。
◇大法廷はGPS端末を付けた捜査は違法だとの判断を示した。任意捜査か強制捜査か。強制なら裁判所の令状が要る。警察はこれまで任意だからとして令状なしで捜査してきた。最高裁は憲法で保障するプライバシーの侵害にあたるとした。GPSによれば犯罪に無関係な事実まで得てしまう。それは強制捜査だとするもの。かつて県議会には犯罪を犯す者に人権はないと主張する弁護士がいた。県議会のレベルがこんなものだとは思いたくなかった。
◇今日、前橋地裁で原発訴訟の判決が出る。巨大津波を予見し事故を回避できたかが焦点。多くの同種の訴訟で最初の判決。国会事故調の結論は予見の可能性を認め「人災」だとした。注目したい。(読者に感謝)

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