両側コンプリート不可 橡ノ木の話展

2016年9月23日 金曜日 雨
起床8時頃、出発10時頃。完全犯罪は望むべくもなく、ダム管理者の車が何台か通った。この雨の中他の観光客がいるわけもなく、東屋を占拠してても怒られるいわれはない。

県道129号線を南下、必殺両側コンプリート。昨日のブナの倒木の反対側に行こう。萩形キャンプ場へ着く。良いサイトだ、雨さえ降っていなければ。

キャンプ場に着いたって事は県道から外れている。行ったり来たりして探す。見つかった。そこに道があることさえ気づかなかった。廃道化している。数10mも行かないうちに諦めた。必殺じゃないじゃん。気づくと地面に通行止めの看板が落ちている。平成22年、6年前だ。
考えてみれば倒木ごときで通行止めになるわけがない。チェンソーでも有れば私でも1人で撤去できる。きっとあの先にもっと本格的な崩落があるのだろう。

角館の武家屋敷近辺で昼食を摂ろうとするもめぼしい店はランチ営業を終えている。時は14時半頃、未だやってる店はろくな店ではあるまい。
昼食を諦め、その前に新潮社記念文学館で「富木友治 橡ノ木の話展」を観る。先ほど走って来た阿仁を連想させる話だ。
展示されているのは勝平得之の版画と橡ノ木の話のダイジェスト。帰ったら借りて読もう。
昼食はスーパーのお惣菜弁当。

湯沢まで南下し、買い出しして、県道51号線の草むした旧道の脇で野宿。麦酒開栓時刻20時50分。北緯39度0分36秒、東経140度37分23秒。