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2015年07月02日09:31

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人生意気に感ず「歌舞伎町のぼったくり。街宣行動で逮捕。ふるさと塾。サムの息子法」

◇今日の日本の堕落と享楽の象徴が歌舞伎町だ。欲望と暴力が渦巻く様は奇観。テレビや週刊誌の報じる姿はこれが果たして現実かと疑う。外国人が押し寄せる観光の時代となりオリンピックも近づく。日本の治安が問われる。
 歌舞伎町のキャバクラで3時間飲んだ2人の客が110万円要求され、店側はぼったくり防止条例と強要罪のかどで逮捕された。
 支払を拒むと「なめた態度をとるんじゃねぇよ。逃げられないぞ」と言って念書を書かせて取り立てた。請求書の内容を知りたいものだ。ここまでいかないで支払う例は無数にあるに違いない。強要罪の適用は初めて。刑法は生命身体自由財産に害を加える旨告知して脅迫した者に3年以下の懲役と定める。条例と刑法では権威が異なる。鉄槌を下し規範意識を覚醒させる意味がある。
◇右翼の街宣行動は時に目に余る。福岡のことだ。耳をふさいだ中学生を「おいこら」、「お前らこんな教育でいいと思うんか」と大声で怒鳴り不安感を与えた疑い。教職員組合の集会に抗議する政治団体の街宣活動。粗暴行為が福岡県迷惑行為防止条例違反に当たるとして逮捕。これなども、刑法223条の強要罪にも当たるといえよう。
◇中断していた「ふるさと未来塾」を再開する。議員引退後初めてで、7月29日水曜日午後7時から、日吉町の社会福祉会館で。今回のテーマは「太平洋戦争に至る道」。今年も8月15日の敗戦記念日が近づく。日本人は祖国のために実によく戦ったと改めて痛感。無謀な、そしてやってはならぬ戦いだった。あの戦争が過去のものとして風化していく。歴史を考える座標軸を心に持たねばならない。
 満州事変、満州国、日中戦争、米英との対立、そして太平洋戦争へ。国破れて山河あり。詫び証文・日本国憲法を書いて廃墟から立ち上がった日本人の軌跡を辿りたい。バッジを外した今、自由に大胆に歴史を語れと励ましの声が寄せられている。思えば「楫取素彦」も十数年前、ふるさと塾の中で、奴隷船マリア・ルーズ号事件を語る中で登場させたものだった。
◇サカキバラの「絶歌」を読んだ。賛否轟轟、元少年Aの安住の場はない。ここで判断の参考資料が「サムの息子法」。出版社から多額の報酬を提示して手記を注文したのが契機。加害者が自らの犯罪物語を出版して利を得るのを阻止する目的。日本も作るべきとの声も。(読者に感謝)

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