退院してきたおばあさん、大分衰弱して３０�圓靴�ない。
家族は施設で最期を看（み）とりたいからとのこと。
食事もほんのわずかしか食べない。水分もストローを吸う力がなくなった。
今日内のクリニックに受診した、
胸部にも動脈瘤ができていて、突然死の可能性が出てきたとのことで家族に連絡した。
医者と看とり契約して、最期を私達が看とどける事になる。
１年お世話してきたから家族と同じです。
息を引き取る時刻が必要ですのでずっと様子観察します。
最期の呼吸パターンで逝く瞬間がわかります。
手を握って
頑張って生きて来たね！
偉かったよ！
心配ないからね！
と言うと
何故か強く握り返してくれます。
前のおじいさんは
急に目を開けてにらみつけてくるように僕を見つめて息を引き取った。
怖いよ！と言いながら逝ったおばあさん。
旨いもん食いたいと言って逝ったおばあさん。
このおばあさんはどうなんだろう。
誰が看とどけるのだろうか？
僕だといいな
おばあさん僕がいると安心すると言っていたから。
合掌
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