6/14は井上圭子さんのパセオソロライヴでした。可憐な佇まいに貫録を滲ませるフラメンコ。祈りや希望を強く抱けるのは、負の想いを深く抱えるからこそ。井上圭子さんのフラメンコには、そんな人間的な葛藤がぎゅっと凝縮されていました。それは「我」のもの
エンリケ坂井さんのギター、カンテ、パセオソロライブ、素晴らしかった。フラメンコの酔いから醒めないでいる。醒めなければよい、酔ったままでいいとおもう。 いたとたんにビビビッと胸に響く、あのしゃがれた声が好きで堪らない。ペペ島田に捧げたシギリー
なんてさっぱりとした生き方なんだろう。 乙川優三郎『虚舟』は、読むたびに、行きたいと望む道程を遠くから照らしてくれる。ウソやら停滞やら、そういったものが我が身にあると、容赦なく痛みをもたらす、澄み切ったシビアな光。だからこそ信頼できる言葉。
やってみて間違えたのなら間違えたところから また始めればいい。何が間違いだったか わかったんだから。何を目指しているときが一番好きな表情でいられるかだいぶんわかってきた。そしてその表情でいられることが一番幸せなんじゃないかって。結果はね、もう