草むらに片方だけの靴だれがなぜ影長く命の蝋燭短き日ワルキューレの騎行を耳に夜を彷徨う色褪せた写真の中で笑う自分よ何を夜闇の中に立つ地球から落ちそうになる鷺憩う抜き足差し足通り過ぎ
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きょうも雨 鰓と水掻き生えてくる一生懸命生きようとしていた猫だった医大病院の吐き出す暗い顔明るい顔蟷螂の斧を開きて行倒れ黄昏てちろりちろりと黄の小菊老人が少年の顔で笑み返し
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