すこし熱がでている今日の予定を作るのも辛い同じ場所に行くのもむつかしい知ってる場所で知ってる人に会いに行くのもむつかしい皿を拭くのもむつかしいつけたものを消すのもむつかしい決めるのは熱がひいてから眠るとすぐに日が暮れる
しばらく いなくなる自分でないひとが同じようには大変聞き分けがよくなるのは賢さではなく寂しさだからといってどうしようもないのは自分が原因だとしても発症が自分ではないから願うと叶うの念の強さが何か違う風に働けばいいのだろうが数日居た蜘蛛もいな
夢見が続く一昨日は白いネズミがゼリーのように昨夜は弟の何かトラブル 母の着物微熱面接の日になると雨が降り涼しくなる雨が強くて山の上の墓には行けない黄色い錠剤をふたつぶ飲む約束まで7時間半分近くなれば出かけているだろうか
暖かくなるとなんとかなるような気もする墓でも花でも何でもよくて人ともしくは人のようなものと今日や明日のことでない話がしたくなる夢を見る大きな平屋で屋根のついた車庫に数人の子供が自転車をとめに来るうちには車はなく車庫にも扉はない自分がここに暮
どこかに行くのではなくどこか行く場所をさがしているあるものを使い切り続ける猫や犬と似ている動かなくなると動く動くと動かなくなる夢を見た夢を見なかった
目の力が失われ自分でないところから熱が出る雪雲がまとわりつき駅にも近づけない足りなくて咳をして髪かきあげてそっちでない方を見る