深夜灯りの無い道を一人歩く道の先に白い何かが立ってこちらを見ている足をとめる黒いランドセルを背負ったが子供が一人少し困った様な目で私を見ているその子は私だった
ちょっと困り果てた心を持ちながらクルマを走らせていたでも前方に見えたのは濃い空の青と 丘の葉の金色との鮮やかなコントラスト命がありふとした風景を感受出来る事それだけでも幸福だそして少なくとも今この私は今を生きる何名かに必要とされている着地点
朝、目覚めると、廊下にはいつもの様に、ダダABCの一人が横たわっている。その横を抜け洗面台へ。チューブから自分の顔を捻り出し、ブラシに乗せる。磨くと、歯は真っ赤になった。テレビを付けたらショウガラゴ。何だかコイツも、スローロリスみたいに毒牙抜