午後5時、はやめにN病院へゆき、T医師の話を聞く。体温が37度前後の微熱状態で推移して居るほかは、血液の数値など、全般に改善して居る。いましばらく経過を観察しつつ、わが町のH内科に戻る交渉をするとのこと。母の体温37.0度。音楽などを聞かせて、6時退
午後7時過ぎ、N病院。母は個室から相部屋に戻る。体温37.2度。家族三人今夜から宅配の減塩メニューを試す。第一に量がたいへん控へめである。
学校にナチのミサイルが落ちて休校になつたので「サンキュー、アドルフ!」と大喜びする子供たち。(ジョン・ブアマン「Hope and Glory戦場の小さな天使たち」1987)
午後7時過ぎN病院。体温37,2度。微熱。遂に「中心静脈ポート」に点滴が繋がつた。あれから駱駝は何匹も針の孔を通つたのだ。低タンパク血症によつて手足が腫れ上がつた状態で通常の点滴が出来なくなつた時の脚部の静脈へのカテーテルの挿入。コーヒー色の吐瀉