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日記一覧

【2020年01月30日】
2020年01月31日09:43

弟が掃除中に、来月転院する予定のN病院に於ける、かつての母の「食道裂孔ヘルニア」診断時の医師のメモを見つける。日付けが平成25年(2013)6月、すなはち寝たきりになる前年と分かつた。メモをG病院の医師に渡すやう看護師にことづけた。午後六時半、G病院

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【2020年01月29日】
2020年01月29日20:25

午後六時半、G病院。体温37.2度。時折り、鼻チューブがイビキのやうな音をたてるものの、声はしつかりして居る。

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【2020年01月28日】
2020年01月29日03:38

午後七時半〜八時、G病院。体温37.0度。喘鳴あり。吐き気のためか、鼻チューブのせゐか。声はよく出て居る。弟が音楽を聞かせる。

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【2020年01月27日】
2020年01月27日22:01

午後七時過ぎG病院。来たよ!といふとアラ?ありがたうね。と声が出る。体温36.9度。弟がiPodを忘れたので、私のiPhoneで三橋美智也などを聞かせる。帰る前に、目から涙がこぼれて居た。

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【2020年01月26日】
2020年01月27日12:22

午後六時半、G病院。体温36.6度。鼻チューブは途中で止めてあるが、チューブ内に黒ずみがある。おそらくサイドテーブル上に置いてある注射器のやうな装置で、時に応じて手動で、胃の中から吸ひ出すものと思はれる。

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【2020年01月25日】
2020年01月26日05:01

午後六時半、G病院。体温36.9度。肺炎の熱は下がりつつあるか。鼻チューブの先にぶら下がつた袋には、薄墨色の液体あり。胃から排泄されたものか、まだ説明は聞いて居ない。また小さな吐き気がある。目がよく動き、割合快活に話す。自分の両親の名、山元トヨ

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【2020年01月24日】
2020年01月24日23:19

午後六時半、G病院。体温37.3度。微熱があり、鼻にチューブが通つて居るが、何故か嘔吐前より元気がある。こちらの問ひかけに答へるだけでなく、自分から発言して居る。抗生剤の効果か?鼻チューブのおかげか?あとできくと、日中妹が見舞ひに来たらしい。

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【2020年01月23日】
2020年01月23日16:52

午前10時半G病院。胃のなかのコーヒー色のものの一部が左肺に肺炎を起こして居る模様。右肺の胸水はほとんど消えた。医師は、胃壁の厚みのなかを検査する必要を説く。母は鼻にチューブが入つて、やや苦しさうながら、目を瞬いて、私を認識したやうだ。あとで

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【2020年01月22日】
2020年01月23日16:35

午後七時、G病院。36.9度。あまり受け応へしなかつたが、弟が色々きくとちやんと答へた。ところが深夜12時過ぎに、病院から電話。20日にコーヒー色の嘔吐があつたため(我々には連絡なし)、食事を止めて居たが、今夜また大量に嘔吐したといふ。当直は検査の

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【2020年01月21日】
2020年01月22日03:22

体温36.9度。氷枕あり。今日は薄目をあけて、私がいつもの帽子をかぶつて居ることを指摘したり、さいきんでは一番多弁で嬉しかつた。

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【かくも不吉な欲望】
2020年01月21日04:40

第一章ニーチェの『楽しい知識』に於ける…を原著と小島訳でごりごりと研究し、それを忘れて、河出文庫版のごつごつした訳はちらつと見ただけで投げて居た。そして今段ボール箱の底から見出して再読し始めて、初めて「胸に落ちる」ところまで行けさうな気がす

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【2020年01月19日】
2020年01月19日20:26

母のみる夢に秋霖の鳴りやまず(武邑廢杖子第二句集『鷄肉事始』)これは2014年秋の句であるが、寝たきりになつたばかりの母が、病院の前を走る車の音を雨音と聞き違へて尋ねたものである。それから7年、母は別の病院で、その時と同じことを尋ねる。「雨ね?

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【2020年01月18日】
2020年01月19日12:56

母の体温37.0度。反応が薄かつたが、音楽を聞かせて居ると、最後に頓珍漢ながら、やや大きな声で喋つた。音楽は聞いてないやうでも、ある種の刺激になるやうだ。

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【2020年01月17日】
2020年01月18日17:17

母の体温36.1度。これ程下がつたのは久しぶりである。そのわりに氷枕をして、頭を少し上げてある。反応は弱々しい。

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【2020年01月16日】
2020年01月17日12:56

午後三時、今日は休みの弟とG病院へ行き、K園医師の話を聞く。6日以来情報が何も入つてこなかつたので、とりあへず安堵する。母の体温36.7度。午後6時半、父と弟とG病院再訪。36.8度。高栄養な点滴は肝臓に負担が大きいため、たぶん今はやや軽めの点滴になつ

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【2020年01月15日】
2020年01月16日10:38

体温26.9度。氷枕あり。頭を平らにされて居る。私の名を言はせてみる。点滴がいつもの大きなバッグではないものがつながつて居る。

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【シンクロニシティ】
2020年01月15日19:26

第一句集の第一句にこれ程偏執する人間もまたと居ないだらう。あるとき、ほとんど無意識的な選択によつて作つた自分の句に、何年も後に思ひもよらなかつた意味を伴ひながら、不意打ちされることになる。句それ自体ばかりか、周囲の状況までが、想定外の「同時

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【駱駝と針の孔】
2020年01月15日13:43

昨日私は以下のやうに書き付けた。「針の孔の向こうには、天の国ではなく、『誰もそこに到達したことのないイマージュ』だけが在つて、永遠に手招きしてゐる。この空虚なイマージュに向かふ不可能な旅が、人類の企ての全て(なのかもしれない)。」そして今日

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【2020年01月14日】
2020年01月14日19:38

体温37.6度。微熱なれど氷枕無し。左手にかすかに浮腫がもどつて居る。少しマッサージする。

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【2020年01月13日】
2020年01月13日21:00

裏庭の車庫内の数トンの紙を片付けて、ヒトが住めるやうに改造するために焚き火を続けよう。午後六時半、G病院。体温36.8度。氷枕あり。多少喋るし、目を瞬いたりする。

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【2020年01月12日】
2020年01月13日03:51

午後六時過ぎ、うぶすな樣である建部神社に三人で参拝。社務所を閉めかけて居た神主が、我々を迎へて、お守りを売つてくれた。その後G病院。体温37.2度、氷枕あり。参拝の甲斐あつてか、今日は色々喋つた。何故か弟の声に反応がよい。

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【2020年01月11日】
2020年01月13日03:43

午後七時、G病院。体温36.6度。弟に対しては少しだけ話をした。

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【2020年01月10日】
2020年01月11日15:14

今日カネが入るといふのは勘違ひであつた。入るのは来月である。右肩を執拗に揉む。千べん万べん繰り返せば、肩の痛みが治るだらうか。午後六時半三人でG病院。体温36.9度。ものも言はなかつたが、弟がイアフォーンで音楽を聴かせると、最後の方になつて、だ

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【2020年01月09日】
2020年01月10日11:32

午後七時、G病院。体温36.7度。氷枕はない。「声が…(出ない)」と言つたきり何も言はず、目も開けない。どうなつてゐるのか。

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【2020年01月08日】
2020年01月09日13:41

午後五時半G病院。体温36.8度であるが、氷枕が敷いてある。熱が出たのかもしれない。目も開けず、反応が鈍い。かすかにうなづくのみ。高血圧が改善しないので、今日より断酒を決意。蕎麦麦茶ばかり飲む。また右肩を左手でつまむやうにして揉む。左手が痛くな

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【2020年01月07日】
2020年01月08日03:45

一日一錠の血圧下げるクスリを1ヶ月飲んでみたのだがこのザマである。脈拍まで異常である。 午後五時半、父と弟に付き合つて、T病院へゆき、ついでに血圧測定した結果である。 その後G病院に母を見舞ふ。体温36.7度。呼吸も落ち着いて居る模様。

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【2020年01月06日】
2020年01月07日03:15

10時代、支払ひ3件。帰宅して焚き火。故高寺彰彦氏の「理科室怪談」切り抜きを発掘。午後六時半、三人でG病院へ。体温37.1度。小さなげつぷがある。胸を千回撫で下ろす。

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【2020年01月05日】
2020年01月06日13:49

中央駅ビルへ行き、LEDランターンとヘッドライトを購入。これで、夜中の焚き火がやり易くなつた。午後六時過ぎ、三人でG病院へ。体温36.3度。しつかりした声でありがたうと言へるほどまで回復。ただし、小さなげつぷが時折り聞こへる。明日は採血とレントゲン

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【2020年01月04日】
2020年01月05日03:03

未明にも、午後二時ごろにも焚き火する。午後五時、三人でG病院へ。熱が引いて、しつかりした話しぶり。ひとまづ安心した。今日の採血結果が近く出るであらう。現在の病室には、あひ部屋ひとり。そちらは自分で食事ができるかた。今日は夕食の時間で、東の窓

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【2020年01月03日】
2020年01月05日02:49

昼ごろ福岡のいとこから電話があり、暮れに伯母さんが亡くなつたといふ。昨年末、母が入院から戻つて食事ができずにだいぶ弱つてきたころ、いとこから、伯母さんが食欲がないから、母と話をしてやつてくれと電話があり、母はスマホを耳にあてたのだが、結局ひ

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