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日記一覧
- （ネタバレあり）小谷野敦『江藤淳と大江健三郎』
- 2015年06月29日15:04
p.348“大江が、「何とも知れない未来に」とか、「核による終末」とか言う時、私たちは常識的に、大江が、それが来てはならないと言っているのだと理解する。だが、表層的にそうであっても、大江は、人類の滅亡、あるいは集団自決といったものに、性的興奮を
- がっぺむかつく江頭家の人々
- 2015年06月27日19:32
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江藤淳は佐賀の江頭家の流れ、ときいて、佐賀出身、江頭２：５０の顔がアタマから離れないまま、いま小谷野敦『江藤淳と大江健三郎』を読んでゐる。若き江藤淳（本名江頭淳夫）と江頭2：50。意外に似てるかも？
- 京都の思ひ出
- 2015年06月24日12:58
昔、『古本屋地図帖』を片手に京都を訪れたときのこと。東寺のさる古本屋に入つて、さてどんな本があるかなと、書棚をみると、棚のなかほどに貼り紙があり、「店に入るときは挨拶くらいしろ」とある。これは面倒な店に来ちまつたな、とスグに面へ出るか出ない
- 武邑くしひ第一句集『TÉNÉRÉ』三百句
- 2015年06月08日11:11
�汽�ャラバンは針の孔より發てり夏砂時計に夏の空虛〔うつろ〕の穿たるる螢火や欺罔〔けれん〕死ぬ時命死ぬ空蝉の葬〔はふ〕りや蟻の掃持〔ははきもち〕かなかなやムーミントロール步み去りへつつひの猫がしるせる八股文既視の街に寒燈翔りゆきて
