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日記一覧

装丁物語[読書日記862]
2021年12月26日08:50

題名:装丁物語著者:和田 誠(わだ・まこと)出版:中公文庫価格:840円+税(2020年10月 3刷発行)---------- 和田誠さんの装丁に関するエッセイです。帯の惹句を引用します。“星新一から村上春樹まで 数多の装丁を手がけた和田さんが 惜しみなく披露す

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題名:屋根をかける人著者:門井 慶喜(かどい・よしのぶ)出版:角川書店価格:1,600円+税(2016年12月 初版発行)---------- 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの話です。門井慶喜さんの本を読むきっかけはマイミクさんの読書日記ですが、ウィリアム・

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題名:九十八歳。戦いやまず日は暮れず著者:佐藤 愛子(さとう・あいこ)出版:小学館価格:1,320円(税込10%)(2021年8月 初版第1刷)---------- 前回に続いて佐藤愛子さんのエッセイ集です。帯の惹句を紹介します。“直木賞受賞作『戦いすんで日がくれて』

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題名:増補版_九十歳。何がめでたい著者:佐藤 愛子(さとう・あいこ)出版:小学館文庫価格:660円+税(2021年10月 第四刷)---------- 2016年にベストセラーになった佐藤愛子さんのエッセイ増補版です。29編のエッセイから印象に残った文章を引用します。

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題名:宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧著者:柳田 由紀子(やなぎだ・ゆきこ)出版:集英社インターナショナル価格:1900円+税(2020年4月 第1刷発行)---------- マイミクさんお薦めのノンフィクションです。帯の言葉を引用します。“ジョブズが「

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題名:ポストコロナ期を生きるきみたちへ編者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:晶文社価格:1600円+税(2020年12月 2刷)---------- 中高生を読者に想定したアンソロジーです。編者の内田さんを始め、20人の方々が原稿を書いています。目次は次の通りです

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題名:ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2著者:ブレイディみかこ(Mikako Brady)出版:新潮社価格:1300円+税(2021年9月)---------- 2019年にベストセラーになったブレイディみかこさんのノンフィクション第2弾です。「ノンフィクション」と

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題名:死神の棋譜著者:奥泉 光(おくいずみ・ひかる)出版:新潮社価格:1750円+税(2020年9月 2刷)---------- NHK Eテレ『将棋フォーカス』で紹介していた、将棋を題材にしたミステリーです。新潮社のサイトにあった紹介の文章を引用します。“――負けま

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題名:ボローニャの吐息著者:内田 洋子(うちだ・ようこ)出版:小学館文庫価格:750円+税(2020年4月 初版第1刷)---------- エッセイスト、翻訳家の内田洋子さんのエッセイです。ミラノを中心にした全部で15篇が綴られています。前回の読書から、イタリ

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題名:小説イタリア・ルネサンス4再び、ヴェネツィア著者:塩野 七生(しおの・ななみ)出版:新潮文庫価格:1,200円+税(令和3年1月 発行)---------- 塩野七生さんのルネサンス期を舞台にした小説、完結編(4巻目)です。裏表紙の惹句を引用します。“国

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題名:永遠の化学物質 水のPFAS汚染著者:ジョン・ミッチェル(Jon Mitchell)、小泉 昭夫(こいずみ・あきお)、島袋 夏子(しまぶくろ・なつこ)訳者:阿部 小涼(あべ・こすず)出版:岩波ブックレット価格:620円+税(2020年8月 第1刷発行)----------

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題名:ポストコロナのSF編者:日本SF作家クラブ出版:早川書房価格:1060円+税(2021年4月 発行)---------- 古い友人から薦められた本です。「古い」と書いたのは、昔、私がSF好きだった頃を知っている友人だからです。帯の惹句を引用します。“コロ

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題名:小説イタリア・ルネサンス3ローマ著者:塩野 七生(しおの・ななみ)新潮文庫価格:1,000円+税(令和2年12月 発行)---------- 塩野七生さんのルネサンス期を舞台にした小説、3巻目です。裏表紙の惹句を引用します。“オリンピアの故郷ローマにたど

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題名:日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る著者:播田 安弘(はりた・やすひろ)出版:講談社ブルーバックス価格:1,000円+税(2021年1月 第7刷)---------- マイミクさんが絶賛されていた日本史の謎に迫る本です。裏表紙の惹句を

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題名:上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白著者:小田嶋 隆(おだじま・たかし)出版:ミシマ社価格:1,500円+税(2018年5月 初版第5刷)---------- コラムニスト小田嶋隆さんがアルコール中毒を克服した経験を語ったエッセイです。ユーモ

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題名:主権者のいない国著者:白井 聡(しらい・さとし)出版:講談社価格:1,700円+税(2021年4月 第2刷)---------- マイミクさんお薦めの白井聡さんの評論です。白井聡さんの著作は『永続敗戦論』『国体論 菊と星条旗』『日本戦後史論』(内田樹さんとの

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題名:小説イタリア・ルネサンス1 ヴェネツィア著者:塩野 七生(しおの・ななみ)出版:新潮文庫価格:1,100円+税(令和2年10月 発行)---------- 塩野七生さんのルネサンス期を舞台にした小説です。6月に読んだ「2 フィレンツェ」から、1巻に戻りまし

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題名:青豆とうふ著者:和田 誠(わだ・まこと)、安西 水丸(あんざい・みずまる)出版:中公文庫価格:900円+税(2021年5月 初版発行)---------- イラストレーター和田誠さんと安西水丸さんのエッセイ集です。2003年に単行本が発行されていましたが、今年

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題名:人生の諸問題五十路越え著者:小田嶋 隆(おだじま・たかし)、岡 康道(おか・やすみち)、清野 由美(きよの・ゆみ)出版:日経B価格:1600円+税(2019年7月 第1版第1刷発行)---------- マイミクさんお薦めの小田島隆さんと岡康道の対談を読みま

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題名:昭和の怪物 七つの謎著者:保阪 正康(ほさか・まさやす)出版:講談社現代新書価格:880円+税(2019年6月 第13刷発行)---------- 毎年8月15日前後は太平洋戦争関連の本を読むようにしています。今年は、保阪正康さんの『昭和の怪物 七つの謎』を

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題名:街場の天皇論著者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:文春文庫価格:790円+税(2020年12月 第1刷)---------- 内田氏による天皇論です。2016年8月に天皇陛下(現上皇)が「おことば」を述べられた際に著者がさまざまな媒体に発表した文章をまとめたも

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題名:国家の怠慢著者:高橋 洋一(たかはし・よういち)、原 英史(はら・えいじ)出版:新潮新書価格:740円+税(2020年10月 5刷)---------- 元官僚のお二人による政治批評を主とした対談です。高橋氏は小泉内閣・第1次安倍内閣で多くの改革を手掛けた方

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題名:コモンの再生著者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:文藝春秋価格:1,450円+税(2020年11月 第一刷発行)---------- 内田樹さんのエッセイ集です。雑誌『GQ JAPAN』に連載中のエッセイをまとめたもので、2016年から2020年までに掲載されたもの

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題名:テレビが伝えない国際ニュースの真相著者:茂木 誠(もぎ・まこと)出版:SB新書価格:900円+税(2020年12月 初版第3刷 発行)---------- マイミクさんのお薦めで、茂木誠さんの時事評論を読みました。【はじめに】で著者は“「世界観」×「歴史観」

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題名:文春の流儀著者:木俣 正剛(きまた・せいごう)出版:中央公論新社価格:1,800円+税(2021年3月 初版発行)---------- 文藝春秋社で編集長をされていた木俣正剛さんのエッセイ(回顧録)です。マイミクさんのお薦めで手に取りました。帯の言葉を引用

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題名:藤井聡太論 将棋の未来著者:谷川 浩司(たにがわ・こうじ)出版:講談社+α新書価格:900円+税(2021年6月 第3刷発行)---------- 将棋の谷川浩司九段(前日本将棋連盟会長)による藤井聡太論です。昨日(7月3日)藤井二冠が棋聖戦を防衛し、史上最

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題名:中井英夫全集[8] 彼方より[読書日記836]著者:中井 英夫(なかい・ひでお)出版:創元ライブラリ価格:1,800円+税(1998年4月 初版)---------- マイミクさんのお薦めで、中井英夫全集[8] から『続・黒鳥館戦後日記』を読みました。この[8]巻は中井

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題名:小説イタリア・ルネサンス2 フィレンツェ著者:塩野 七生(しおの・ななみ)出版:新潮文庫価格:1,100円+税(令和2年11月 発行)---------- マイミクさんが紹介していた塩野七生さんの小説です。読み始める前は“ルネサンス”“フィレンツェ”という

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題名:そして、すべては迷宮へ著者:中野 京子(なかの・きょうこ)出版:文春文庫価格:870円+税(2021年3月 第1刷)---------- マイミクさんが紹介していた中野京子さんの初エッセイです。本の帯の惹句は次のとおりです。“絵画を読み解き、 人間を洞察し

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題名:中古典のすすめ著者:斎藤 美奈子(さいとう・みなこ)出版:紀伊國屋書店価格:1,700円+税(2020年9月 初版発行)---------- 5月に続いて斎藤美奈子さんの文芸評論集を読みました。「中古典」という単語について、著者は「はじめに」次のように説明

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