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日記一覧

題名:日本の同時代小説著者:斎藤 美奈子(さいとう・みなこ)出版:岩波新書価格:880円+税(2018年12月 第2刷発行)---------- 1960年代から2010年代の日本の文学史をまとめた本です。「はじめに」から、著者の思いを引用します。“「自分の生きている時

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題名:皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。著者:原 武史(はら・たけし)三浦 しをん(みうら・しをん)出版:KADOKAWA価格:1,500円+税(2019年2月 初版発行)---------- 10月に読んだ『地形の思想史』の著者:原武史さんと、作家:三浦しをんさんの対談(+

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題名:2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方著者:斉藤 賢爾(さいとう・けんじ)出版:中公新書ラクレ価格:820円+税(2019年11月 発行)---------- 近未来の「お金」について考察した内容です。本書を読むきっかけになった文章を「はじめに」から、引

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題名:ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち著者:ブレイディみかこ(Mikako Brady)出版:筑摩書房価格:1,350円+税(2020年6月 初版第三刷発行)---------- ブレイディみかこさんのエッセイです。表紙裏の惹句を紹介します。“E

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題名:ダ・ヴィンチ、501年目の旅著者:布施 英利(ふせ・ひでと)出版:インターナショナル新書価格:920円+税(2020年8月 第1刷発行)---------- レオナルド・ダ・ヴィンチを巡る旅行と作品を紹介した本です。マイミクさんが紹介されていました。表紙裏の

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題名:友だち幻想著者:菅野 仁(かんの・ひとし)出版:ちくまプリマー新書価格:740円+税(2018年9月 初版第29刷発行)---------- 今年の夏に買った本です。買った時はコロナ禍の自粛期間が明けたばかりで、再開した本屋に行って沢山の本を買い込みました

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題名:幸福な監視国家・中国著者:梶谷 懐(かじたに・かい)、高口 康太(たかぐち・こうた)出版:NHK出版新書価格:850円+税(2019年8月 第1刷発行)---------- マイミクさんの読書日記で知った本です。経済学者:梶谷懐氏と、ジャーナリスト:高口康

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題名:クオリアと人工意識著者:茂木 健一郎(モギ・ケンイチロウ)出版:講談社現代新書価格:1.200円+税(2020年7月 第1刷発行)---------- マイミクさんの読書日記で知った本です。茂木健一郎さんが「意識」と「クオリア」について16年ぶりに書いた本と

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題名:次のテクノロジーで世界はどう変わるのか著者:山本 康正(やまもと・やすまさ)出版:講談社現代新書価格:860円+税(2020年1月 第1刷発行)---------- マイミクさんの読書日記で知った、近未来のメガ(基幹)テクノロジーについて論じた本です。著者

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題名:22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」著者:平田 オリザ(ひらた・おりざ)出版:講談社現代新書価格:860円+税(2020年3月 第1刷発行)---------- 劇作家の平田オリザさんによる教育論です。「劇団を主宰する平田さんが、なぜ教

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題名:将棋指しの腹のうち著者:先崎 学(せんざき・まなぶ)出版:文藝春秋価格:1,200円+税(2020年1月 第1刷発行)----------読書日記が、おかげさまで800回を迎えました。読んでくださる方々、ありがとうございます。さて、今回の本は、将棋の先崎学

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題名:昭和16年夏の敗戦 新版著者:猪瀬 直樹(いのせ・なおき)出版:中公文庫価格:720円+税(2020年7月 再版発行)---------- マイミクさんお薦めの太平洋戦争前夜を描いたノンフィクションです。裏表紙の惹句を紹介しましょう。“「日本必敗」――これが

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題名:地形の思想史著者:原 武史(はら・たけし)出版:KADOKAWA価格:1.800円+税(2019年12月 初版発行)---------- マイミクさんお薦めのルポルタージュです。表紙裏の惹句を引用します。“日本の一部にしか当てはまらないはずの知識を、私たちは国民全体

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題名:花の命はノー・フューチャー著者:ブレイディみかこ出版:ちくま文庫価格:1.800円+税(2017年6月 第一刷発行)---------- 英国在住のコラムニスト、ブレイディみかこさんの初期のエッセイです。裏表紙の惹句を引用します。 絶版だった名著に、新たな

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題名:街場の親子論 父と娘の困難なものがたり著者:内田樹、内田るん(うちだ・たつる、うちだ・るん)出版:中公新書ラクレ価格:900円+税(2020年6月 発行)---------- 内田樹さん編著の『街場の○○論』シリーズは、大勢の論者によるアンソロジーですが

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題名:無限を求めて エッシャー、自作を語る著者:M・C・エッシャー(Mauritz Cornelis Escher)訳者:坂根 巌夫出版:朝日選書価格:1500円(本体1456円)(1994年6月 第1刷発行)---------- オランダの版画家M・C・エッシャーの本です。画集ではなく彼が

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題名:東大生がつくったブロックの世界著者:東大LEGO部(とうだい・れごぶ)出版:洋泉社価格:1800円+税(2019年3月 初版発行)---------- 本屋で偶然見つけた写真集(解説付き)です。帯の惹句を紹介します。“安田講堂・赤門・日銀・武道館・バベルの塔

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題名:サル化する社会著者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:文藝春秋価格:1500円+税(2020年2月 第1刷発行)---------- 内田樹さんの時事問題を扱ったエッセイです。『サル化する社会』というタイトルについて、内田さんは“正確に書くと「『朝三暮四』に

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題名:街場の日韓論編者:内田 樹(うちだ・たつる)出版:晶文社価格:1700円+税(2020年4月 初版)---------- 日韓関係を考えるアンソロジーです。個人的な体験談ですが、大阪に勤務していた頃、同僚から「(大阪環状線の)鶴橋駅で駅のプラットフォームか

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題名:AI救国論著者:大澤 昇平(おおさわ・しょうへい)出版:新潮新書価格:780円+税(2019年9月 発行)---------- タイトルが目を引いたので手に取りました。著者は東京大学の特任准教授であり、IT企業の代表取締役も兼務している人物。内容が難しい

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ん[読書日記790]
2020年08月09日15:53

題名:ん 日本語最後の謎に挑む[読書日記790]著者:山口 謠司(やまぐち・ようじ)出版:新潮新書価格:680円+税(2010年2月 発行)---------- タイトルに惹かれて読んだ本です。この本を読むまで、「ん」について、深く考えたことなどなかったので、興味

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題名:その落語家、住所不定。著者:立川 こしら(たてかわ・こしら)出版:光文社新書価格:760円+税(2019年1月 初版1版発行)---------- 落語家:立川こしら氏のエッセイ(?)です。著者の特徴は、書名のとおり住所不定なこと。「自宅」を持たない生活ス

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題名:パスタぎらい著者:ヤマザキマリ出版:新潮新書価格:740円+税(2019年4月 発行)---------- マンガ家ヤマザキマリさんのエッセイです。初出はホームページでの連載「ヤマザキマリの『世界を食べる』」とのこと。(https://www.fnsugar.co.jp/essay/ya

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題名:誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ著者:斎藤 泰弘(さいとう・やすひろ)出版:NHK出版新書価格:1100円+税(2019年9月 第1刷発行)---------- 前回読んだ『レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー』の著者が、その後のレオナル

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題名:レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー著者:斎藤 泰弘(さいとう・やすひろ)出版:集英社新書価格:1050円+税(2019年12月 第1刷発行)---------- 著者の本職はイタリア語学・イタリア文学の研究者で、“たまたま20代のころから彼

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題名:アンチ整理術著者:森 博嗣(もり・ひろし)出版:日本実業出版社価格:1400円+税(2019年12 月第3刷発行)---------- マイミクさん、お薦めの本です。表紙裏の惹句を紹介します。“――結局のところ、整理・整頓とは、元気を出すため、やる気になるた

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題名:世界史のミカタ著者:井上 章一(いのうえ・しょういち)、佐藤 賢一(さとう・けんいち)出版:祥伝社新書価格:880円+税(2019年11月 初版第2刷発行)---------- タイトルに惹かれて手に取りました。「はじめに」に佐藤賢一さんが“早めに白状すれば

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題名:モンテレッツジォ小さな村の旅する本屋の物語著者:内田 洋子(うちだ・ようこ)出版:方丈社価格:1800円+税(2018年7月 第1版第4刷発行)---------- マイミクさんお薦めのノンフィクションです。話は仕事の拠点をミラノからヴェネツィアに移した著者

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題名:大島鎭子と花森安治 美しき日本人著者:長尾 剛(ながお・たけし)出版:PHP文庫価格:620円+税(2016年5月 第1版第2刷発行)---------- 雑誌『暮しの手帖』を創刊した社長:大島鎭子(しずこ)さんと編集者:花森安治(やすじ)さんの伝記です。『暮

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同調圧力[読書日記781]
2020年06月07日13:55

題名:同調圧力著者:望月 衣塑子(もちづき・いそこ)、前川 喜平(まえかわ・きへい)、マーティン・ファクラー出版:角川新書価格:840円+税(2019年8月 4版発行)---------- 東京新聞の望月記者、文部科学省の前・事務機関:前川氏、ニューヨーク・タイ

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