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日記一覧

2012年に「009 RE:CYBORG」というサイボーグ009を冒涜する映画が公開された。それほど大きくないスクリーンであったが客席は期待するファンでほぼ満席、しかし観終わった後の観客はみな呆然として何も言葉を発しなかった。それくらい、意味がまったくわからな

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いよいよ公開されたハリポタ・シリーズの最新作。私が観た公開初日の12:50〜の上映回は、子どもも見やすい日本語吹替版という事もあって、中くらいの広さの劇場だが完売状態であった。イギリス人魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)

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「聖の青春」
2016年11月28日07:00

ちょっと評価が難しい作品だ。映画としての完成度は高いのだが、将棋について知識のない人にとっては全体の流れがまったく理解できないだろう。ただ、そう言う人が見に来る可能性は低いかもしれないので、これはこれでいいのかもしれない。1993年、日本将棋連

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JC
2016年11月27日13:55

JCの勝ち馬には、昔からある条件がある。本当にこのレースを勝ちに来ているかどうか、だ。かつては、海外で活躍した輸入種牡馬が引退レースで参戦することが多かった。だが種牡馬としてのお披露目的な意味が強く、レースに向けてキッチリ仕上げることせずほと

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「ミュージアム」
2016年11月26日01:06

原作は「ヤングマガジン」で連載されたそうだが、いかにも「ヤンマガ」テイストな作品だ。 同じ「ヤンマガ」原作で似たようなテイストの「ヒメアノ〜ル」も今年実写映画化されたが、あちらよりはだいぶマイルドな感じでストーリーにも無理がなかった。ある雨

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それほど話題になってはいないが、なかなかよく作られたサイコ・サスペンスである。レイチェル(エミリー・ブラント)は、郊外から鉄道でNYに通勤していた。彼女は絵が得意で、かついろいろと空想、というより妄想する癖がある。車窓から見える幸せそうな夫婦

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監督は陣内孝則だが、脚本が「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平という事でなんとか見られる作品になっているかと思ったが、やはりダメだった。構成は、人生の節目をテーマとした5作品のオムニバス。しかし共通のテーマが「人生の節目」と「写真」だけで、

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「われらが背きし者」
2016年11月23日19:39

大学教授のペリー(ユアン・マクレガー)とその妻の弁護士ゲイル(ナオミ・ハリス)は、冷えた夫婦関係を修復するためにモロッコに休暇に来ていた。しかしそこでもゲイルは、夕食の途中で仕事に行ってしまう。一人レストランに残されたペリーは、一緒の店にい

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実在の辣腕編集者パーキンズと20世紀初頭のアメリカを代表する作家トマス・ウルフの物語である。しかし無知とはいかに悲しいかな、私は二人の事をまったく知らなかったため、作品にのめり込む事ができなかった。トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)は自分の小説

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「この世界の片隅に」
2016年11月21日06:43

通常は、映画を観た順番で感想を書くことにしているが、この映画は先に感想を書きたいと言う衝動を抑えられなかった。それほど完成度の高い素晴らしい作品だ。最初に予告編を観た段階では、柔らかい絵柄もあって、教条的に平和を訴える子ども向けのアニメかと

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マイルCS
2016年11月20日12:26

マイルCSは、天皇賞秋を勝った馬が出走してくればその馬で決まり、勝たなくとも好走した馬が出走してくればやはりその馬で決まり、というレースだ。だが今年は、昨年のこのレースの勝ち馬で今年の天皇賞秋を勝ったモーリスが不在、それどころか天皇賞秋出走馬

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おー、「アウトロー」の続編か、と期待していたのだが、私がイメージしていたのはキアヌ・リーヴスの「フェイク・シティ」だった。まあどちらの作品も、「なんでもアリ」な最新機器がほとんど登場せず、とにかく主人公がバコンバコン敵を殴り倒して話が進むと

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「オケ老人!」
2016年11月18日23:35

手堅くまとまった佳作だ。杏の魅力が存分に引き出された作品である。小山千鶴(杏)は高校の数学教師で、学生時代にバイオリンを弾いていた。新たに引っ越した梅ヶ丘で街の交響楽団のオーケストラを聞き、自分も再びバイオリンを弾いてみたいと思うようになっ

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もう終わっているが、久しぶりのギンレイの2本。今年はまだ3回で5本しか観ていないので、さすがにちょっと年会費がもったいない気がする。まずは「ルーム」。今年のアカデミー賞主演女優賞作品だ。5歳のジャックは母親のジョイと一緒に小さな部屋で暮らしてい

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2009年から始まった、クリス・パイン版カーク船長の3作品目である。ただ監督、脚本とも大幅に入れ替わったせいか、前2作品より若干雑な仕上がりに感じた。未知の惑星探索の5年間のミッションを継続中であるカーク船長は、争いの調停のためとある惑星に来てい

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予告編を観ただけでもなんとなく結末が予想できるし、おそらく「感動の押し売り」作品なのだろうと思って観に行ったが、想像していよりはかなりきちんとまとまった作品であった。三村修治(織田裕二)は売れっ子の放送作家で、週に何本も番組を抱えていた。聡

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「ぼくのおじさん」
2016年11月14日22:02

原作は今から50年以上前に「中二時代」で連載が始まった、北杜夫作品だ。なんで21世紀の現代で映画化するのかよくわからないのだが、Wikiによると『探偵はBARにいる』シリーズのプロデューサーが、松田龍平で映画化したかったようだ。たしかに松田龍平のキャ

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エリザベス女王杯
2016年11月13日14:33

実力の1、2番人気馬にそれぞれ若干の不安が伴うため、ちょっと面白いエリザベス女王杯となった。まず、前日発売で1番人気のマリアライト。昨年の勝ち馬で、同距離の宝塚記念ではドゥラメンテを撃破した。普通に考えればこの馬で決まりである。だが、やはりこ

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「手紙は覚えている」
2016年11月11日06:22

ユダヤ教徒のゼヴは、軽い認知症を患っており施設で暮らしていた。つい先日最愛の妻を亡くしたのだが、その事を理解できない事もある。そんな状態のゼヴに、同じ施設仲間のマックスが手紙を用意する。ゼヴはマックスに言われた通り、施設を抜け出してクリーヴ

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「金メダル男」
2016年11月10日06:51

何と評していいか、判断不能な映画だ。果たしてこの映画を、商業映画として映画館で有料上映して良かったのだろうか。秋田泉一(知念侑李)は幼少時代は普通の子供であったが、小学生の時の運動会の徒競争で1着になった事に喜びを感じ、そこから常に一番を目

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「ザ・ギフト」
2016年11月09日23:09

サイモンとロビン夫妻は、シカゴからサイモンの生まれ故郷であるロスに引っ越してきた。二人が生活用品を買っている所に、サイモンの高校時代の級友ゴードが通りかかる。ゴードとサイモンが連絡先を交換すると、それ以降しばしばゴードはサイモンの家にプレゼ

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夜神月とLの命を掛けた壮絶なる頭脳戦から10年、世界に新たなる「デスノート」が5冊ばらまかれ、6冊のデスノートが存在する事になったその結果、かつての「キラ」の粛清と同じような、連続不審死事件が世界中で発生する。渋谷でも青井さくら(川栄李奈)によ

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こんこんと湧き出る泉のように、愛情にあふれた映画だ。幸野双葉(宮沢りえ)は娘の安澄(杉咲花)と二人暮らし。数年前までは銭湯を営んでいたのだが、夫の一浩 (オダギリジョー)が失踪して以来銭湯は休み、自身はパン屋で働いていた。だがある日店で倒れ

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「GANTZ:O」
2016年11月06日23:20

二宮が主演した実写版映画はラストがグズグズになってしまい、その後終了した原作も、カタストロフィ編がグズグズで評価を落とした形になっていた。今回は原作の中でも一番人気が高い大阪編を、CGアニメで映画化している。なので、タイトルも「ガンツ:ゼロ」

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「ジェイソン・ボーン」
2016年11月05日21:58

「ボーン」シリーズにマット・デイモンが戻って来たと言う事で、観に行くことにした。しかし思ったほどの作品ではなかった。CIAの監視下を逃れて暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)だが、かつての同僚であったニッキー(ジュリア・スタイル

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「インフェルノ」
2016年11月04日23:50

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く、ラングドン博士シリーズの第3弾だ。基本的には聖書やキリストにまつわる暗号を解くシリーズなのだが、さすがに今回はちょっとネタ切れ感があった。ラングドンが(トム・ハンクス)が悪夢にうなされて目を覚ま

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「踊る」シリーズの君塚良一の最新作だ。基本はコメディなのでかなり笑わせてくれる作品かと思ったが、想像していたほどではなかった。澄田真吾(中井貴一)は局アナで早朝の番組「グッドモーニングショー」メインキャスターをしている。以前は夜のニュース番

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「SCOOP!」
2016年11月02日23:10

原作はかつて原田眞人が撮ったテレビドラマで、監督は大根仁。正直どちらもあまり好きな監督ではないのであまり期待しないで観に行ったのだが、予想以上に良い仕上がりの映画であった。都城静(福山雅治)はかつてスクープ写真を連発した凄腕のカメラマンだっ

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「何者」
2016年11月01日23:59

原作は朝井リョウの直木賞作品。予告編を観た限りでは、遠い昔の「就職戦線異状なし」のような学生奮闘モノかと思っていたが、そんなレベルの作品ではなかった。そして映画を観ただけだが、原作がなぜ直木賞を獲ったのかもなんとなくわかったような気がした。

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