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日記一覧

レイティングがR18+、松尾スズキが監督、脚本、主演をしているという事でかなりクセが強い映画かと思って観に行ったが、想像の斜め上を行くどころか、想像のワタナベ(後方伸身2回宙返り2回ひねり下り)を行く作品だった。売れっ子脚本家の海馬五郎(松尾ス

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「楽園」
2019年10月30日07:19

少女殺人事件をめぐるサスペンスかと思ったが、人間の悩みや心の深い闇の部分に焦点を当てた作品になっていた。 東南アジアからの移民タケシ(綾野剛)は長野の小さな町で、母親が車で営業しているバッタ物販売を手伝っていた。しかし移民の親子は地元になか

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ロビン・フッド誕生ストーリーかと思ったが、日本人がイメージするロビン・フッドから少々アレンジされた作品であった。ロビン・ロクスレイはイングランドのノッティンガムで領主の家に生まれた。ある日馬を盗みに来たマリアンと恋に落ち、二人は幸せな生活を

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「ジェミニマン」
2019年10月28日07:16

凄腕のスナイパーが、クローンで作られた若い時分と闘うという触れ込みだったので、ヒリヒリするようなバトルが続く作品かと思ったが、そうではなかった。2km先を疾走する列車の中のターゲットをヒットできる超A級スナイパーのヘンリーだが、長年暗殺を続けた

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天皇賞秋
2019年10月27日07:48

土曜日のコックスプレートでリスグラシューが勝利。 適正距離が2000mなので、なんで天皇賞秋ではなくわざわざ海外遠征したのかと思ったら、天皇賞秋の1着賞金1億5000万円に対して2億2000万円、さらに宝塚記念優勝とのボーナスが1億4800万円、それならばオース

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ギンレイで「グリーンブック」が上映されていたので観たかったのだが、仕事が忙しく体調も最悪なので断念。なんとか時間が合った「ブラック・クランズマン」だけ観ることにする。 監督はスパイク・リー。まだ黒人差別が激しかった70年代のコロラド州コロラド

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「真実」
2019年10月21日23:01

是枝裕和が全編をフランスで撮影した作品だ。そして作品自体も、ヨーロッパ映画を是枝監督が撮った、という作りになっていた。フランスで名の知れた女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は自伝を出版することにした。そしてその出版記念に、娘で脚本家の

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菊花賞
2019年10月20日13:23

12時現在で京都競馬場の芝コースは稍重発表。レースまでにどこまで回復するか、先週の秋華賞と似たような状況になった。 勝ったクロノジェネシスはパゴ産駒だが、2着のカレンブーケドールはディープ産駒。 菊花賞もここ3年でディープ産駒が2勝しており、やは

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「空の青さを知る人よ」
2019年10月19日20:52

超平和バスターズの3人が制作する第三弾だ。 前作の「心が叫びたがってるんだ。」はストーリーがやや散漫な印象で何が言いたいのかわかりづらかったが、今回は108分の枠できちんとまとめあげていた。 相生あかねと相生あおいは、13年前に両親を失った後二人で

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2018年9月にNHKスペシャルで放送された同名のドキュメンタリーの再編集ではあるが、NHKスペシャルでは放送されなかったシーンをメインに構成された作品であった。NHKのディレクター木寺一孝は、長崎放送局時代に局制作のドラマで樹木希林と知り合った。その後

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「ジョーカー」
2019年10月17日22:33

予告編を観て非常に嫌な予感がしていたが、予想通りの薄っぺらい作品になっていた。アーサーは認知症を発症している母親と二人暮らし、大道芸人を目指しているものの、所属する事務所に来る仕事はサンドイッチマンや病院の慰問などだった。そしてその仕事もク

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キアヌ・リーヴス主演、シリーズの第三弾だ。 相変わらずハンパなくド派手に殺しあうアクション映画である。 前作でコンチネンタル・ホテル内で殺人を犯してしまったジョン(キアヌ・リーヴス)は、ルールを破ったことで全世界の組織から命を狙われることにな

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「蜜蜂と遠雷」
2019年10月15日22:53

恩田陸原作、これまで唯一直木賞と本屋大賞の両方を獲得している作品だ。 個人的には本屋大賞はかなり信頼しているので期待して観に行ったが、まずますくらいの完成度であった。 芳ヶ江国際ピアノコンクールは、優勝者が世界に羽ばたくことが多く新人の登竜門

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「YESTERDAY」
2019年10月14日23:43

通常、映画の感想は観た順番に書くことにしているのだが、この映画は先に書かずにはいられなかった。 予告編が面白そうだったので、今年後半最大の期待作だったのだが、その期待をはるかに上回る面白さだった。さすが「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボ

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秋華賞
2019年10月13日14:21

春の2冠を勝利した馬がどちらもいない事に加えて、台風の直撃こそ受けなかったものの、土曜日はかなり雨が降り京都競馬場は最後まで不良馬場で行われた。14時段階で稍重まで回復したが、どの程度まで回復するのか、非常に難しいレースになってしまった。 週の

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1976年に起きたハイジャックと、それを解決するためにウガンダで起きたエンテベ空港奇襲作戦がベースとなる映画だ。こういう事件があったと言ことも知らなかったし、イスラム教とユダヤ教の争いをドイツ人がどう見ているのかもわかり、非常に興味深い作品だっ

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「任侠学園」
2019年10月11日23:22

何やらタイトルからして昭和の匂いの漂う作品だが、監督が木村ひさしなのでそこそこ見られるかと思いきや、やっぱりズブズブに昭和テイストの作品だった。 日村誠司(西島秀俊)は阿岐本組の若頭だが、組長の阿岐本重里(西田敏行)が義理堅い男で、常に兄貴

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「惡の華」
2019年10月10日22:50

予告編を観た時にはドS女とドM男の変態ギャグストーリーかと思っていたが、そうではなく青春映画、しかもかなりディープな青春映画だった。 地方都市(群馬?)に住む春日高男(伊藤健太郎)は、文学に傾倒する中学生だった。 愛読書はボードレールの「悪の華

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「宮本から君へ」
2019年10月09日23:05

色んな意味で問題作と言っていいだろう。 原作は平成の初めに「モーニング」で連載されていて、その頃に読んでいたものの絵柄的にもあまり好きな作品ではなかった。だが、強烈な印象が残っていたのは間違いない。 原作の前半は昨年テレビドラマで放送され、本

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「ヘルボーイ」
2019年10月08日22:57

かつてデル・トロで2作品作られた「ヘルボーイ」のリブートだ。 前シリーズは1作目は見逃し、2作目の「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」を見た。 正直デル・トロの世界観はあまり得意ではないのだが、「ゴールデン・アーミー」はかなりシビれた。 続編を期

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「ホテル・ムンバイ」
2019年10月07日07:05

予告編も上映されなかったため、予備知識もなくインド映画かと思いあまり期待しないで観に行ったのだが、期待を遥かに上回る完成度の高い映画だった。2008年に起きたムンバイ同時多発テロをテーマにしており、ホテル・ムンバイの出来事を中心に描かれている。

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凱旋門賞
2019年10月06日21:14

日本馬が挑戦を始めてちょうど50年になる凱旋門賞。これまで延べ23頭が挑み、3頭で2着が4回あるが優勝はない。 今回の日本馬3頭はかなり強烈なのだが、いかんせん史上最強の牝馬エネイブルが出走しているだけに、やはり優勝は難しいか。かつてはNHKが「世界の

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わずか0.001秒差の株式売買で、年間5億ドルを稼ごうという男たちの物語だ。あたかも実話ではないかと思えるほどの、細部まで詳細に描かれた作品だ。N.Y.の株取引会社のプログラマーであるアントン・ザレスキは、従妹のヴィンセント・ザレスキからあるプロジェ

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「3人の信長」
2019年10月04日06:14

本物の信長は誰か、捕らえた3人の信長から本物を探すというコメディだが、はっきり言ってスベりまくり、近所のTOHOシネマズではなんと公開1週間で終了、その他のTOHOシネマズでも3週間持たずという惨敗作品だ。金ヶ崎の戦いに敗れた信長は、敗走中に今川義元

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「きっと、うまくいく」、「ダンガル きっと、つよくなる」に続く、アーミル・カーン出演のインド映画である。インド映画は宗教とカースト制度がベースとなっている作品が多いが、この作品も宗教色がかなり濃い映画だった。インドの田舎に住むインシアは、歌

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最初に予告編を観たときはラブストーリーかと思いスルーするつもりだったが、原作が伊坂幸太郎と知り観に行くことにした。 香澄(MEGUMI)は担当美容師の美奈子(貫地谷しほり)に弟を紹介した。 美奈子とと香澄の弟はしばらく電話で会話をするのみだったが、

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「見えない目撃者」
2019年10月01日06:50

元々は2011年に韓国で制作された映画のリメイクらしい。予告編も面白そうだったのでやや期待して観に行ったが、期待以上の作品であった。浜中なつめ(吉岡里帆)は優秀な成績で警察学校を卒業し、いよいよ交番勤務を迎えようとしていた。そんな時、夜遊びをし

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