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日記一覧

このところ一日の新規感染者は2万人をきるようになり、実効再生産数も1以下なのですが、死亡者数が減りません。春からの累計は67,000人を超えていてヨーロッパ最多、100万人当たり1,124人で、秋の第2波の人口当たりの死者数は、米国やブラジルなどを抜いて世

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    夏の間おさまっていたかに見えたコロナウイルス陽性者が、このところ急に増えだしました。フランスやスペイン、イギリスほどではないですが・・・10月6日 2,600人10月7日 3,600人10月8日 4,400人10月9日 5,800人この増え方・・・ 死者は30人前後で、

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呼吸を極める・2
2020年09月25日08:39

きのうは 息の吸い方・息の入れ方 だったので、今回はその続き、息の出し方 です。息を吸う・はく のイメージは、ラジオ体操みたいに 手と胸を広げながら息を吸い、閉じながら息をはく、が普通でしょうが、歌の場合 逆 なんです。息をはく時(歌っている時

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呼吸を極める
2020年09月24日10:20

呼吸、呼吸って大事なのは分かるけど・・・みたいな感じで、なかなか100%本気で実行してもらえません。地味なんでしょうか・・・声量を増す方法とか・高音を出す方法とか・いい声を出す方法とか・・・の方が関心が向きやすい。では正しい呼吸をすると → 声

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メッサ ディ ヴォーチェ
2020年08月19日10:51

メッサ ディ ヴォーチェ・・・一つの音を長く伸ばす時、ピアノから始まってクレッシェンドしてフォルテまでもっていって、そのまま今度はディミヌエンド(日本ではデクレッシェンドと言いますか?)、ピアノまで戻すベルカント最強のテクニックです。メッサ

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人をおどかすのにいい動画です。笑ベルカント発声は、声が小さくて声量が出ないと思っている人に特に聴いていただきたい・・・ベニアミーノ・ジーリが1955年(亡くなる2年前です)、ウィーンのマスターコースで、ソットヴォーチェ(ピアノ)とフォルテの違い

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ずい分収まってきています。きのう一日の新しい感染者193人、死亡者15人です。そのうち12人がロンバルディア州。イタリアには21の州がありますが、コロナの始まりから今日まで、ただただロンバルディア州・・・ (関東地方より一県分少ないくらいの広さです

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気道の確保
2020年06月28日09:51

呼吸停止になった人に人工呼吸をする際、まず気道の確保 ・・・ 空気の出入りが妨げられないように、空気の通り道をまっすぐにします。歌う時も同じです。途中で折れ曲がると、上手く空気が通りません。特に高音を出す時、一番ラクに空気が通る 背骨・首・頭

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重心の位置
2020年06月26日09:07

まっすぐ普通に立つと、体重は 足の裏、アーチの少し後ろの方、真ん中より内側に寄ったあたりにかかります。脛骨の真下です。歌う時、ちょっと意識してみてください。

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昨日お話ししたように、現代発声の説明は、解剖学の専門用語を使って、身体の部分をどう使うかということになります。機械的に筋肉を使って楽器を改造することで声を作ります。ベルカントは、自分の持って生まれた自然な声をバランスよく使う無理のない発声法

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「科学的な発声法」は毒
2020年05月28日09:25

現代人は、「科学的」「医学的」という言葉に弱いと思う。コロナウイルスの話しではありません。発声の話しです。(笑)歌の世界は、1800年代の半ば以降、音声学の医師が発声法を書き換えました。カストラートなどの優秀な歌手の経験から生まれ、受け継がれて

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きょうはメーデーで、祭日でした。労働者の権利を追求する、働く人のための祭典が、コロナウイルスによって多くの人が労働を禁止された中で、特別な意味を持った日でした。イタリアは、緩やかに感染者や死亡者が減ってはいるものの、月曜日からの段階的な閉鎖

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ここミラノを州都とするロンバルディア州が閉鎖になって40日たちます。私も一歩も家から出ない日が続いています。感染者や重症者は減っているようですが(回復者も38,000人)、これだけ人の接触がなくなって、外を歩く人もいなくなったのに、一日の死者が毎日

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つづきオペラの歴史上もっとも有名なソプラノ歌手で、あの気難しいヴェルディさえ絶賛したアデリーナ・パッティ(1843〜 1919)は、パリ音楽院の歌のレッスンに参加した時、教師が連発する 横隔膜、横隔膜、横隔膜・・・という言葉に ”一体何なんですか、そ

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ここ数日、感染者数がずっと減ってきています。重篤の患者さんも減って、ICUに余裕があるそうです。ミラノ万博会場も仮設の病院になっています。でも死亡者数が横ばい、毎日600人前後で、増えもしないけど減らない状態。楽観視はできないと、政府の縛り付けは

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ベルカント発声は腹式呼吸じゃありません。(腹式呼吸とは、横隔膜の上下で肺の息が出たり入ったりする呼吸です)腹式呼吸だと教える先生は、本物のベルカントではありません。なぜなら、ベルカントが唯一・最強、全盛期だったころは、まだ横隔膜の存在は知ら

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先日、ミラノ郊外の老人ホームで 50人の死亡者が出たそうです。感染は恐ろしいですね。このところ感染者も(一日数千人)死亡者も(一日600人とか700人とか800人・・・)あたりで安定、毎日急激に増え続けるような状態ではなくなったと、ピーク感が〜〜〜なん

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先日3日間ほど続けて、感染者の増加率が僅かに下がって、もうそろそろいいニュースが聴かれるかと期待感があったのですが、今日は記録更新の死亡者数で(一日で969人増えて、9134人なりました・・・27日18:00の政府の発表による)、一層 緊張感が高

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拍子を考える
2020年03月19日01:20

取り敢えず、これをやめる。二拍子は  強・弱・強・弱三拍子は  強・弱・弱四拍子は  強・弱・中強・弱これをやってると音楽にならない。やってる積もりなくても、そうなってる・・・髄にまでしみ込んでる・・・三拍子は ブン・チャ・チャ でなく チ

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イタリアは封鎖が続いていますが、まだその効果は出ていません。あと数日はこの勢いが続く予想みたいです。感染者は、きのうから3,000人増えて 26,000人を超え、死亡者が約350人増えて 2,500人を超えました。治った人が約3,000人、200人増えています。感染者

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皆さんもご存じと思いますが、イタリアでは、この数日 感染が急激に広がっています。きのう14日18時の政府の発表では、感染者 17,750人、死亡者1,441人、 治った人 1,966人三分の二が、ミラノのあるロンバルディア州ですが、私の住むあたりは、今のところ感

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1800年代フランスで、音声学のお医者さんのアイデアから始まった現代発声は、スポーツのような筋肉の使い方をします。それに対して イタリアの伝統的な発声法であるベルカントは、筋肉を使わずに 発声器官を完璧に機能させます。筋肉を緊張させない自然で無理

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先週、この時代最高のソプラノ、ミレッラ・フレーニが亡くなりました。日本では大きく報道されたようで、私も日本の記事で知りました。私が見逃しただけなのかもしれませんが、イタリアのTVニュースは、コロナウィルスとサンレモ音楽祭のことばかりで、フレー

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一体どういうわけで、ここメトロポリタンでは、若い人たちにドイツ式の発声を勉強させるのでしょう。ギリシャでも嘲笑されていた、口を大きく開ける発声です。中・低音域ですでに大きく開けているので、高音にいった時、それ以上に開けることが不可能です。ば

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5月1日〜7日、イタリアのトップクラスの先生方をお招きして、第6回 ミラノ・マスターコースを開催します。アントニオ・ユヴァッラ先生(発声)レッスン3回スカラ座などの主要な劇場で歌ってきたバリトン歌手であり、ベルカント発声研究家の第一人者。イタリア

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・ベルカント発声<発祥の地> イタリア<時代>  1600年代から第二次世界大戦前あたりカストラート(去勢された男性歌手)が活躍した時代から 〜 カルーゾ、スキーパ、ジーリの頃・・・最後の最後がパヴァロッティか?<作った人> もちろん歌手たち、

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