mixiユーザー(id:15588239)

2020年09月24日10:20

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呼吸を極める


呼吸、呼吸って大事なのは分かるけど・・・みたいな感じで、なかなか100%本気で実行してもらえません。地味なんでしょうか・・・
声量を増す方法とか・高音を出す方法とか・いい声を出す方法とか・・・の方が関心が向きやすい。
では
正しい呼吸をすると → 声量が増します(声を出すエネルギーは呼吸にあり)
正しい呼吸をすると → 高音が出やすくなります(体がリラックスしてノドの力が抜ける)
正しい呼吸をすると → 声が美しくなります、通る声になります、アジリタもできます、支えも自然に出来ます、綺麗なビブラートになります、母音が綺麗に発音できます、全部なんでも出来ます。

やり方は簡単で、誰でもできます。
腹式呼吸ではありません。どこかの筋肉を鍛える必要もありません。

〜〜〜やってみましょう〜〜〜
まず息を吐ききります。吐いて、吐いて・・・吐ききったところで力を緩めます。
息を吸おうとしなくても肺が一気に膨らんで、空気で満たされますね。
これがベルカント発声の呼吸です。
体の中の動きをよく観察してください。肺全体が使われていて、腹式呼吸でないことがお判りでしょう。(腹式も胸式も肩式も、全部を使う深呼吸です)
歌の中で、時々思い出した時するのではなく、いつも必ずこの呼吸になるように訓練が必要です。一回でもはずしたらダメです。

皆さんの多くは、科学的な発声法、科学的・医学的に正しい呼吸法、とかの宣伝文句に心が動くようですが、科学的・医学的に正しい まばたきの方法 だったらどうですか? レッスン受けに行きますか?
正しい間隔とか、正しい速度とか、もっと上手にまばたきするためにはどの筋肉を鍛えたらいいとか・・・いらないですよね。笑

ベルカントの呼吸は、我々が潜在的にもっている自然な深呼吸です。(普段のおしゃべりの時の浅い呼吸とは違う)
この呼吸でないと(腹式呼吸では)息の上で歌えません。
息の上に言葉を乗せるように歌うのがベルカントです。


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