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日記一覧

◇昨日(29日)は私の講演人生で特筆すべき日だった。「憲法9条の会」から依頼されて「満蒙開拓移民の真実」を語った。信条を異にする人々からヤジが飛ぶかもしれないと思いつつ臨んだ。大ホールは超満員。人々は静かに耳を傾けた。壇上の私の胸に、201

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◇25日、上毛新聞創刊130年記念式典に出席。記念講演は「宇宙138億年時空を超えて」と題してビックバンに始まる宇宙の話。この話を聞いている瞬間も宇宙は膨張を加速させている。膨脹は止まるのか。そして収縮に転じるのか。これは最大の謎であったが

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 万場老人はそう言って正助たちを鋭く見据えた。「前に話したハンセンの光を育てることにもなる。リー先生に協力してやってくれぬか」頷く若者の姿を見て、リー女史が笑顔を作って言った。「皆さん、ありがとう。私の下に、服部けささんという優秀な女医さん

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◇日本列島を舞台にした巨大劇場の幕が下りた。余韻はまだ熱い。この劇場の真の出し物は何だったのか。テレビの三面記事の延長のようであった。今回の選挙はマスコミ民主主義ともいうべき現象を展開した。マスコミによって虚像がつくられ、それが実像になって

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◇台風の中の選挙は正に嵐の選挙戦だった。自民は単独の過半数を得て大勝。希望は惨敗し、予想通り「失望の党」となった。テレビは野次馬の目で話題の候補者を追った。埼玉4区で豊田真由子は死にもの狂いで戦ったが実を結ばず落選。東京10区では、小池の側

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◇投票が2日後に迫って、劇場型選挙の出し物は正に地獄の場面。「希望」は「失望」に、更に「絶望」と化しつつある。22日の投票日の夜のテレビ視聴率は歴史的なものになるだろう。 「希望」以外でも野次馬が目をつけている第一が「このハゲ―」の豊田真由

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「何でも尋ねてよいと申されておる」万場老人が固い空気をほぐすように口を開いた。「誰から給金をもらうのですか」正助の唐突な質問であった。りー女史の英語まじりのたどたどしい日本語を通訳が補った。「神の命令です。神に応えられたという喜びが何よりの

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◇日本アカデミーで、留学生の10月期生入学式が17日行われた。カメルーン、ネパール、ベトナム、インドネシア、モンゴル等、誠に国際色豊かである。百数十人の若者の姿は大きな時代の潮流を物語る。この若者たちは、日本に憧れ、日本に期待している。日本

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◇選挙戦が中盤から終盤に入る。今度の選挙ほど重要な選挙は少ないが、野次馬的な感覚からすれば、これ程面白い選挙も少ない。 未曽有の国難を乗り切る船頭を選ばねばならないが、政治不信は極まれりの感がある。全国の有権者は消去法で選ぶ人も多いだろう。

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◇衆院選は早くも中盤に入った。各紙が11日、世論調査を実施したが驚くべき展開となっている。私は、自民優勢を予想していたが、各紙の報じるところは、私の予想を超えるものである。自民党は単独で過半数を大きく超える勢いなのだ。大衆は目先のこと、利害

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「明治41年と聞いて、わしが驚いたことは他にもある。前年にイギリスの救世軍創始者、ウィリアムブース大将が日本に来た。救世軍は虐げられた人々を救う社会活動を目的にしていたキリスト教徒の団体だ。そこで、リーさんも同じキリスト教徒としてハンセン病

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◇衆院選の火蓋が切られた。8時、総社神社で出陣式。私は7期の県議選の全ての出陣式をここで行った。戦いで、神に必勝を祈ることは戦国時代から続く慣わしであり、選挙は戦いなのだ。情報が飛び交う。佐田氏は遂に出馬を断念。上野氏は南関東比例区で自民党

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◇天下大乱の渦中にいることを実感する。総選挙が近づく中で、雨後のタケノコのように政党が出来たり、既成の政党が分解したりで、政治とは何か、政治はこの大変な時に役割を果たせるのか危機を感じる。 長く続いた平和は砂上の楼閣だったのか。平和を支える

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三、 コンウォール・リーの登場 ある日のこと、例の3人が万場老人の家の戸口に立っていた。正助は戸に手をかけようとして、その手をそっと引っ込めた。権太と正男が何事かと首をかしげる。正助が小声で言った。「こずえさんがいるよ」正助の鼻は、戸の隙間

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◇昨夜、尾身朝子陣営の集会に出た。数百人が参加した会場には1区の状況を反映した緊張した空気が流れていた。保守乱立となるのは確実で、保守陣営が危機感を募らせて必死で頑張れば頑張る程、希望の党の宮崎陣営が有利になるという奇妙な構図である。 この

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◇選挙が刻一刻と近づく中で野党陣営に大混乱が起きている。日本列島を巻き込んだ大劇場で繰り広げられる出し物が大きく変化し、観客の期待を大きく裏切ってドタバタ劇になろうとしている。この国難の時に政権担当者を選ぶことが衆院の最大の課題であることは

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◇ホテルニューオータニは安倍首相も駆け付けて大変盛況だった。「中華人民共和国成立68周年及び日中国交正常化45周年祝賀」会である。会場入口には金属探知機が設置されるという物々しさ。程大使夫妻が一人一人を丁寧に迎えていた。大使館主催の大きな会

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「うーむ。聖書のことは分からねえが、世の光が気に入った。それに致しやしょう」 椚田の胸には、万場老人のハンセン病患者の光という言葉が甦っていた。 キリスト教の動きが活発になるにつれ、湯の川地区に良き師を招きたいという声が強くなった。それには

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◇25日、アジアの留学生に講義した時驚いたことがあった。北朝鮮の金正恩を狂気の独裁者として批判した時のこと。会場には多くの国の若者が100名近くいた。私の話に気になる反応を感じた。金正恩に賛成の人は手をあげて下さいというと一人の若者が高く手

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◇23日(土)の「ふるさと未来塾」のテーマは「近づく戦争の足音」だった。40人以上が参加して充実した雰囲気だった。スクリーンには、初めにトランプと金正恩の写真。会場から「どっちもどっち」という声が上がった。私は1950年の朝鮮戦争から始めた

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◇連続したメキシコの大地震の惨状は明日の日本の姿のようだ。今月7日、M8.1が起きたばかりなのに、19日M7.1が起き確認された死者は217人。がれきの下には取り残された人々が大勢いるらしい。メキシコ市は非常事態を宣言。軍も出動した。 32

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「へえ、よく分かる気がしやす。御座の湯は頼朝が入ったからこの名がついたというではねえですか。草津のこんな山奥に、源頼朝が来ていろいろ動いたということは、何か我々患者の運命と関係あるような気がいたしやす」「そうじゃな。親分、わしも同感ですぞ。

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◇台風18号の猛威はこれからの日本を暗示しているようだ。1時間に100ミリを超える雨、瞬間風速50m、街を呑み込むような黒い濁流。この世のものとは思えない光景である。 これは決して例外的な台風現象ではないと思う。最近、温暖化による異常気象が

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◇前橋の文字が全国ニュースで踊る。O157による3歳女児の死亡である。前橋六供町のデリシャスで販売された惣菜を食べた女児である。女児が食べたのはタケノコの炒め物、エビの炒め物、天ぷら、きんぴらの4品。女児はO157による溶血性尿毒症症候群を

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「おい、どこへ行く。早まっちゃなんねえ、待て」 仁九郎は、その声に耳を貸そうとせず刀をつかんで飛び出した。大九郎は湯川の縁まで一気に走った。死の川は轟々と音を立てている。川面に先程殺した男の顔が映って見えた。大九郎は腹を露にし、柄をつま先で

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◇「断固拒否し、これまでに経験したことのない最大の苦痛を味わうことになる」と北朝鮮のジュネーブ国際機関大使は警告した。北朝鮮裁判決議を主導したアメリカに対する対応である。また北朝鮮の外務省は、11日制裁決議が採択されれば「最後の手段も辞さな

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◇9日、上毛新聞のひろばのコーナーに「死の川を越えてにエール」という投稿が載り驚いた。長門の地からエールを送りますと書く人は山口県長門市の極楽寺前住職の池信宏証さんである。この記事で池信さんは楫取素彦夫妻に関する資料を大河ドラマ「花燃ゆ」に

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◇昨日は母の13回忌の法要を行った。浄土宗の清光寺である。振り返ると母の死には改めて胸に迫るものがある。平成17年9月14日、満89歳。あと2カ月足らずで90歳であった。 議長として南米へ出かけていた。母は死の床で私が帰るのを待ち、帰国直後

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◇8月30日、県立女子大の学長選挙に評議員として参加。小林良江教授が次期学長候補に選任された。翌31日、早くも新聞に報じられた。学内から学長候補推薦書が出されたのは2名。国文学科教授の杉本優氏と国際コミュニケーション学部教授の小林良江氏であ

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◇今月の「ふるさと塾」は、会場の都合で昨日日曜日であった。8月ということもあり、テーマは「戦争と平和」。中味のある授業であった。冒頭、私は次のように述べた。「戦後72年、太平洋戦争を知る人が少なくなる中で戦争の足音が近づいてきた。戦争を知る

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