デンマークの名匠スサンネ・ビアが、久々に家庭と言う身近なフィールドを舞台にした、シリアスな人間ドラマ。今回は母性や父性、虐待がテーマです。昨今のイクメンブームに若干の違和感を覚えている私は、まさかデンマークの映画で、その理由を教えて貰えると
可もなく不可もなくの大泉洋主演の時代劇かぁ、と食指が湧かなかったのですが、原案井上ひさし、監督原田真人と読んで、俄然興味津々。キャストも腕のある俳優さんが揃っている。初日に観てきましたが、これが大当たり。女の業や哀しさが充満しているはずの駆
私が記憶する一番最初の戦争は、ベトナム戦争でした。当時小学校低学年。アメリカの大統領はジョンソンでした。毎日のように新聞やテレビで報道されており、私が子供の頃は、アメリカは正義、アメリカは素晴らしいと刷り込まれていた時代です。劇場で「ポセイ
グザヴィエ・ドラン監督、初見参。その才能は、つとに名高かったのですが、タイミングが合わず、今回やっと観る事が出来ました。確かにすごい完成度。本当に25歳の青年が撮ったのか?と思う程、丹念に母親の気持ちを紡ぎ出す場面の連続に、とても感激しまし