2007年ヒットチャート
※左から年間チャート順位,曲名,アーティスト名,年間点数,週間チャートの最高順位となります。
1 千の風になって 秋川雅史 3156 1
2 愛唄 GReeeeN 1372 1
3 蕾 コブクロ 1320 1
4 Flavor Of Life 宇多田ヒカル 1264 1
5 きよしのソーラン節 氷川きよし 1072 5
6 明日晴れるかな 桑田佳祐 1025 1
7 睡蓮花 湘南乃風 1008 3
8 あばよ 氷川きよし 961 8
9 ここにいるよ feat. 青山テルマ SoulJa 950 3
10 ひとり薩摩路 水森かおり 929 10
11 イケナイ太陽 ORANGE RANGE 925 2
12 Love so sweet 嵐 897 2
13 しるし Mr.Children 885 1
14 Beautiful World 宇多田ヒカル 882 1
15 CHE.R.RY YUI 823 2
16 おしりかじり虫 おしりかじり虫 821 4
17 Happiness 嵐 791 2
18 Lifetime Respect-女編- RSP 790 1
19 愛のうた 倖田來未 705 1
20 Lovers Again EXILE 697 1
21 LIFE 中島美嘉 689 3
22 PEACH 大塚 愛 687 1
23 WINDING ROAD 絢香×コブクロ 675 5
24 大阪LOVER DREAMS COME TRUE 674 6
25 ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜
DREAMS COME TRUE 665 1
26 サクラ色 アンジェラ・アキ 663 4
27 Baby Don't Cry 安室奈美恵 660 2
28 喜びの歌 KAT-TUN 656 1
29 Lovin' Life FUNKY MONKEY BABYS 627 7
30 Cry Baby SEAMO 614 1
31 哀歌(エレジー) 平井 堅 604 2
32 ゆめかぜ 五木ひろし 596 12
33 風の詩を聴かせて 桑田佳祐 594 1
34 旅立ちの唄 Mr.Children 589 1
35 千の夜をこえて Aqua Timez 572 6
36 東京にもあったんだ 福山雅治 570 2
37 LOVE&TRUTH YUI 560 1
38 こころ 小田和正 557 1
39 weeeek NEWS 555 1
40 愛しのナポリタン トリオ・ザ・シャキーン 554 4
41 トレイン ケツメイシ 553 1
42 LALALA feat. 若旦那(湘南乃風) 加藤ミリヤ 550 4
43 僕らの街で KAT-TUN 547 2
44 CHU-LIP 大塚 愛 542 4
45 一色 NANA starring MIKA NAKASHIMA 536 3
46 BUT 倖田來未 521 1
46 DAYBREAK'S BELL L'Arc〜en〜Ciel 521 1
48 Rolling star YUI 519 4
49 関風ファイティング 関ジャニ∞ 513 2
50 時の描片〜トキノカケラ〜 EXILE 506 8
51 星をめざして NEWS 503 2
52 BRAND NEW SONG KinKi Kids 498 1
53 FREE ERIKA 497 1
53 また君に会える ケツメイシ 497 1
55 道 EXILE 497 2
56 glitter 浜崎あゆみ 495 1
57 蒼く 優しく コブクロ 495 2
58 本日、未熟者 TOKIO 493 3
59 ×〜ダメ〜 タッキー&翼 490 4
60 ズッコケ男道 関ジャニ∞ 490 6
61 フェイク Mr.Children 485 4
62 花の名 BUMP OF CHICKEN 460 2
63 We can make it! 嵐 456 1
64 Jewerly day 絢香 455 3
65 イッツ マイ ソウル 関ジャニ∞ 449 3
66 SUMMER TIME LOVE EXILE 448 2
67 命火 キム・ヨンジャ 445 15
68 My Generation YUI 443 6
69 三日月 絢香 439 6
70 MY HEART DRAWS A DREAM L'Arc〜en〜Ciel 435 4
71 FREAKY 倖田來未 432 3
72 きみにしか聞こえない DREAMS COME TRUE 430 5
72 君の好きなとこ 平井 堅 430 5
74 金沢の雨 川中美幸 430 12
75 君がくれたもの HOME MADE家族 429 7
76 Mahaloha 伊藤由奈 with Micro of Def Tech 428 4
77 Everything EXILE 425 4
78 熱帯夜 RIP SLYME 416 3
79 HONEY BEAT V6 413 4
80 シアワセ aiko 409 4
81 SUPER LOVE SONG B'z 404 4
82 ありがとう SMAP 402 10
83 WON'T BE LONG EXILE&倖田來未 398 7
84 キッス〜帰り道のラブソング〜 テゴマス 393 2
85 ギフト ET-KING 391 8
86 もしも雪なら DREAMS COME TRUE 390 4
87 CLAP&LOVE 絢香 387 5
88 talkin' 2 myself 浜崎あゆみ 386 5
89 SEVENTH HEAVEN L'Arc〜en〜Ciel 380 2
90 宙船(そらふね) TOKIO 379 10
91 ぼくはくま 宇多田ヒカル 373 10
92 Ultra Music Power Hey!Say!JUMP 372 2
93 SAMURAI タッキー&翼 372 3
94 GREEN DAYS 槇原敬之 368 5
95 無情の酒 藤あや子 368 20
96 Hey! Say! Hey! Say!7 364 7
97 最期の川 CHEMISTRY 363 4
98 永遠に KinKi Kids 362 7
99 FUNKY TOWN 安室奈美恵 357 5
100 くればいいのに feat. 草野マサムネ from SPITZ
KREVA 352 5
※集計週:2006/12/25〜2007/12/17
1)週単位でシングルセールス,ラジオリクエスト(邦楽),有線リクエスト(邦楽)を加算
2)要素毎に1位40点、2位39点…39位2点、40位1点となり、週単位では120点満点となる
3)週間最高位は、同点の場合には最高位が高い要素を持つ曲を高くする。
全要素が同一順位の場合には、同じランクとする。
4)年間チャートにて同点の場合には、週間最高位が高い曲のランクを高くする。
週間最高位が同一順位の場合には、同じランクとする。
※「Flavor Of Life-Ballad Version-の取り扱い」
有線分は「Flavor Of Life(Original Version)」に加算
ラジオリクエストは除外
※特徴としては、長い間チャートインした曲ほど有利になります。
特に有線リクエストの素点が高いため、有線支持が高い曲ほど上位に来る傾向があります。
★2007年ヒットチャート回顧録
今年のヒットチャートは不作でした。
1位の「千の風になって」は
年間チャートとしては1991年以来16年ぶり(ASKA「はじまりはいつも雨」以来)に3000点オーバーと
大ヒットを記録しましたが、
8〜10位が1000点割れを記録し、2002年以来2度目(集計開始は1988年から)の不作となっています。
また週間チャート最終週にて、「ここにいるよ feat. 青山テルマ」「ひとり薩摩路」が
「イケナイ太陽」を抜き年間10位以内を確定させています。
UNIVERSAL MUSIC(JAPAN)/NAYUTAWAVE RECORDS所属のアーティストの活躍が目立ちます。
所属アーティストである
2位GReeeeN, 9位SoulJa, 24&25位のDREAMS COME TRUEの躍進が際立っています。
またメーカー側からGReeeeNで使用した手法をそのままSoulJaの売出しにも使用したという発言
[ORIGINAL CONFIDENCE誌]もあり、戦略として成功した点もうまいです。
(着うた先行配信→有線での街鳴り開始→ネット上のバナー広告→シングル発売)
★有線ヒット型
J-POPでの有線ヒット型は、以下の6曲が上げられます。
7位「睡蓮花」,9位「ここにいるよ feat. 青山テルマ」,
11位「イケナイ太陽」,18位「Lifetime Respect-女編-」
24位「大阪LOVER」,100位「くればいいのに feat. 草野マサムネ from SPITZ」
特にSoulJaとRSPは、着うた先行配信で盛り上がっていた事もあり、
シングル発売前から有線リクエストをチャートインさせ、
新人ながら大ヒットを予感させていました。
「睡蓮花」「イケナイ太陽」はシングルでのヒット感はあまりなかったのですが、
有線での上位ランクインが続いた事もあり、年間チャートでも上位にランクインさせています。
KREVAは元々有線人気が高いのですが、今作は特に目立っています。
★演歌系
今年も氷川きよしと水森かおりが目立ちました。
氷川きよしは01〜03,06年に続き5度目の年間Best10入りです。
特に今年は同時リリースの2作がチャートインする快挙です。
この記録は、1999年の宇多田ヒカル1,2フィニッシュ「Automatic」「FirstLove」、
DragonAsh 7位「Grateful Days」、10位「Let yourself go,Let myself go」
以来8年ぶりです。
(参考として昨年は亀梨和也がKAT-TUN「RealFace」修二と彰「青春アミーゴ」で記録しています)
★新人
GReeeeN, SoulJaが年間Best10に入り、RSPがBest20位に入っています。
しかしその後が続かず、90位台のHey!Say!JUMP(Hey!Say!7)の4アーティストに留まっています。
グループからのソロデビューを含めても76位のMicro,84位のテゴマスくらいです。
全体的には少ない感じがあります。
(企画物のおしりかじり虫,トリオ・ザ・シャキーン, 昨年Kaoru Amane名義で出しているERIKAは除く)
★ブレイクアップ
1)YUI
前年の「Good-bye days」のヒットを受け、今年最も活躍した一人にあげられます。
年間Best100に4作チャートインさせています。安定感があり来年の活躍も期待されます。
2)嵐
年間Best20位内に2曲ランクインされるのも初めてですが、
デビューから8年目にして週間チャートの1位(「We can make it!」)も初めて獲得しています。
3)FUNKY MONKEY BABYS
29位の「Lovin' Life」を筆頭に108位「ちっぽけな勇気」、197位「もう君がいない」も順調です。
有線ヒット型に推移しています。
4)加藤ミリヤ
長い間ブレイク寸前と言われながら、入れなかった週間Best10に
「LALALA feat. 若旦那(湘南乃風)」でようやくチャートイン。
元々有線ヒット型傾向が強くこの曲も有線割合が高くなっています。
5)関ジャニ∞
昨年年末リリースの「関風ファイティング」以降チャート上位で安定しています。
来年以降台風の目になる予感があります。
★来年以降の個人的に注目アーティスト
1)RADWIMPS
今年はシングルリリースがなかったため目立っては居ませんが、
アルバムでのロングチャートインがあり、シングルリリースで爆発的なヒットをする予兆があります。
2)℃-ute
世間ではモーニング娘がいるハロープロジェクトのアイドルの一つという認識ぐらいしかないのですが、
チャート上では曲先行の有線支持が高まっています。
前作「めぐる恋の季節」では長期間チャートインさせており、
新作「都会っ子 純情」でもシングルよりも好成績を収めています。
モーニング娘。は既に有線リクエスト支持がほぼ無くなっており、
来年はアイドルの世代交代がはっきりと目に見える形となりそうです。
対抗はBerryz工房とAKB48ですが、微妙にパワーが弱いかなと言う感じです。
3)Base Ball Bear
男女混成バンドです、シングルではやや足踏み状態ですが、
きっかけさえあればブレイクすると踏んでいます。
4)北山たけし
氷川きよしに続く男性演歌唯一のホープ
着実にシングルセールス,有線を上昇させており、良い曲にめぐり合えればスマッシュヒットはあると見ています。
5)茅原実里
女性声優兼アーティスト
"涼宮ハルヒ","らき☆すた"と2年連続大ヒットアニメに参加している。
この2つのアニメでは平野 綾の影に隠れてしまい存在が目立ちにくくなっているのですが、
キャラクターソングおよび自身名義のソロアルバムでも好成績を収めており、
声優人気だけではなく、曲を聞かせるアーティスト人気が着実に高まっている事が見えている。
ただし来年はまだアニメ作品に左右される事になると思います。
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