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2026年10月06日19:02

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アニメ話・正反対な君と僕/戦車椅子

●正反対な君と僕・最終話。前半はこれまでの振り返りだが総集編ではなく、軌跡を谷くんの内面から語りなおすという流れ。経験の無かった行動に少しずつ慣れる、それだけではなく「新しい視点が増えた」と意外性とともにとらえている谷くんがやはり誠実である。後半はその後のバカチンどもの日常と再会。いいねえ…みんなちゃんと幸せである。平と東でアズさんの方が車出してんの、なんかとても腑に落ちる。そういうやつらだよお前らは。

●適当に総評に入るけど、とにかく自分ではどう話作っていいかわかんないようなジャンルの作品で、その上でこんなけ楽しかったのは作品の地力が高いのだろう。あと同作者の氷の城壁はちょっと見て俺にはムリぃ…ってなったので、このくらいの打撃力で手加減されていただいてるのがエかったんだろうな、とも思う。

…何となくだけど、ちょろっとしかセリフの無い脇のキャラをいろいろお出ししてきてて、その上でちゃんと彼らの人となりや交流も感じられるように描いてるのは、作者の楽しみもあるだろうし同時に気遣いでもあるのかなとも思った。描いてる方は楽しいし、見てる方は「俺も横でこういうやつら見たな/俺もこんな脇キャラだったな」と言えるような、そういうやさしさ。違うかもしれんがまあいいよ、読み取り方はこっちの勝手でヤンスしね。

てことで、頼ませてもらいましたです、あともうほんっとに全然本編感想に何の関係もないんだけど最終話、卒業して車の整備士やってる山田のシーンで車のボンネット裏がすげえかっこよくていいなと思った。CGモデルそのまんまなんだろうけど、システムの要請によって造形された構造の、そっけなくも美しい様相がいい…ほんっとに何の関係もないな! じゃ!

●新番組・戦車椅子。どうやら舞台は半分崩壊しかけの近未来、事故によって意識の無い状態になった主人公はただ一つ、他者からの殺意によってのみ意識を取り戻し超人的な殺人者(With武装車椅子)となる、と。ハンディキャップ付きの凄腕殺し屋ってのは丹下作善の昔からそれだけでひとジャンルであり、荒唐無稽な設定と判りやすい話の構造が好ましい。あとあくまで陽性軽薄でかわいったらしい妹さんと、ハードコアに見えて妹には「あーはいはい…」でちゃんとお兄ちゃんやってる対比もいい。

初回の敵に狂暴ゴリラ男、この時点で既に強化形態・戦車椅子マーク7、とかそういうのも出してくるのか。出し惜しみしないのはいいことだとは思うが、初回でこのエスカレート具合は多少不安要素ではあるなあ…。まあ戦闘描写のレンジが広がる前提としてエエように見ておくべきか。…どう見てもエネルギーロスが大きくなるだけだと思うんだけど…まあ、一連の描写見るにお互い本気の殺意が出れば出るほど「ありがとう、いい薬です」ってことらしいので、いいんだろうな。

今回のボス猿・嵐山ゴローに檜山修之、クライアントのジジイが関俊彦。…ふ、二人とも判んなかった…。すげえなキャスティング。

アニメ制作にポリゴン・ピクチュアズ。10年ちょい前に同社がやったシドニアからはもう隔世の感で、3Dの違和感はほとんどなく漫画っぽいノリ全開で視聴感がとてもよろしい。また美術設計がなかなかよろしくて、ディストピアのゴミゴミと汚い退廃さ・血痕を蛍光色で悪趣味ポップに描くやりくち、この辺は何となくドロヘドロのアニメを思い出す。こっちの作品は意図的にであろう、もうちょっとB級映画の俗っぽさを志向している感じがある。

エンドカードがなんと二瓶勉。確かに好きそうだもんなこういうの…。林田球とかも来るだろうか。とりあえず継続してみよう。
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