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2026年09月07日20:56

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アニメ話・レッツゴー怪奇組/正反対な君と僕/鉄鍋のジャン

●レッツゴー怪奇組・10話。とうとうアバンの千葉繁ナレがNGバージョン流しだした。いいけど。んで怖いもの話のあとにとりあえずはヤカンの怪異。アニメ放送前にオモコロライターがそれぞれちょっとずつ声アテたって記事があって、多分この回だろうなと予想してたら当たった。その時に「ヤカン役はあの有名な声優の人」とあって楽しみにしてたが…なるほど…速水奨かあ…。多分史上最もエエ声のヤカンだと思う。そして泣く時の実にみじめったらしい演技の速水さんが実に珍しい。うええーんじゃないんですよ。

次は回覧板と側溝の怪。人間の怪たる町内会長とそれと関係ない野良の悪霊が関係するというヘンな話で…いやこのアニメぜんぶヘンな話だけど。この悪霊、何恥じるところの無いストレートな怖い悪霊で、そしてその成立過程はとても情けないというこの作品らしいんだからしくないんだかもうよく判んない。顔の怖さで言うなら小林ゆうのおしっこ悪霊とどっこいじゃなかろうか。んでこっちのお声は斉藤壮馬。基本悪霊声なのに時々かっこいい声になるのが面白い。「肺活量すごいねお前」の演技とタイミングが完璧だなと思ったが、これは畠中さんの方をこそ賞賛すべきである気がする。肺活量すごいな。

彼を(行くつもりの無い)変態の地獄に見送ったのち、メチャ子は消え去る。「怖がりだけど臆病じゃない」という主人公への評価がホントに言い得て妙で、だからこそ怖いやつらを統べるメチャ子とは相性が悪い…ってことなんだろう。独房のようにがらんとした部屋がもっと殺風景になり、押し入れには誰も居ない…ってとこで、ははあこの話ドラえもんのオマージュもあったりするんかなとちょっと思った。また戻ってくるとこもそれっぽいしね。

メチャ子の居ない部屋の様子で特殊エンディング。思いのほか寂しさが強いな…。それにしてもやっぱしもっと見たい話あるんだけどなあ。なんとかせくしーなこっくりさんを見たいんですけども! ぜひ!

●正反対な君と僕・10話、ニッシ母娘微妙な意識の噛み合わなさ…、これでどっちが悪いってのは俺には言えねえやあ。お父んのなんとなく頼んない風情もこのシーンだけだとアレだが、全体の雰囲気からすれば多分単に気弱なおっちゃんってだけじゃないのは判る。

前半は西と山田。西のセリフ「したいのかな そういうこと」…ぬいペニとか露悪的に言われるけどまあ確かにこの障壁はあって、カップルにとっちゃ結局それを越えるか越えないかの話なんである。そしてそういう、気軽でも何でもない意志の境界線に居るのならば…迷うよな! ってとこで、ニッシからしぼり出てきた言葉が結果的にすごくずるい。自分と相手と状況に正直であろうとした結果がずるい。そしてそれは山田もそうだ…うん、まあ、これはひょっとするとちゃんと論評するには虚構の層を一つ二つ掘り進んでいくべきかもしれない。でも俺はそうしないので、ああこの二人は二人とも頑張ってんなあとてもいいので頑張ってね、と思いました。

後半は谷と鈴木であり、お前らはもう好きなように付き合っちゃえと思ったーとかそういうのは措いといて、この二人は流石に作品内において別格というか、それぞれが「ありそうだけど独特」という本当にオリジナルなキャラ立ちしててすげえな。大学選びでお互いに交差しあう思考過程とか、ううん…どういう作劇なんだろ。あまりにも日常で常識的なのにドラマチック。俺の想像範囲外だ。

…すべての作品がそのようにあれとは思わないが、少なくともこの作品に関しては筆頭主役二人、鈴木と谷の物語がほんとちゃんと面白く構築されてんのがえらいなあと思います。うん。鈴木さんはいい女の子だし、谷くんはいい男の子だよ。シワワセになれ。

●鉄鍋のジャン・10話。大谷のおっさんは「何故ジャンのヤツがまだここに!?」と言う。まあここまでは確かに、大谷はんの画策が及ぼす影響が少ないからね! こっからは大谷はんの影響が大きいからもっと生き残るね! …ふむ、なにかがおかしい。まいいや。本編は麺対決、黒酢はこの頃からまああったと思うが、山西省の黒酢となると今の日本でもそうそう知らんぞ。検索したら山西老陳醋とあった。へえ…有名な黒酢なんだ…。知らんかった。

三人の料理それぞれに特色を出し、どれも別方面に旨そうに描写しといて、しかし弥一のお父んが「一人だけダメ」と言う。話のヒキとして充分なもので、そのリクツ:「ジャンの料理は新鮮味が皆無でただ技量のみ」もまあアリっちゃアリだけど…そこまでゼロイチになるほどのもんかしらんとは思う。まあねえ、このスプリングボードはのちの展開に必要だからねえ。ここで「料理は勝負」を反省にする方向にいかず、俺の勝負チカラが足りないのだ! で激昂するのがジャンではある。

こないだの怪奇組でゆきんこが言ってた「性悪がひどい目に遭うのは愉快ですからねえ!」をそのまんま主人公が受け、そっからヒール台詞のまま再帰する、というのはまあこの作品らしいねえ。そう、ジャンはヒール主人公だけど結構ひどい目に遭うんすよね。それは作者側のバランスなんかどうかはよく判んねっすけど。にしてもあの故郷思い出して泣き崩れた審査員の人、身も世もなく感動でぶったおれといてから「でも若さが無いので0点!!!」は筋金入りの審査員だなあ。故郷のアユ食って泣いてる京極さんにお見せしてあげたい。お互いどうとも思わんだろうけど…。
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