モトGPのイギリスGPでトラックハウスのラウル・フェルナンデスが優勝しましたが、チームメイトの小椋藍の存在が凄く良い方向に出ています。
ラウル・フェルナンデスはモトGP5年目ですが、小椋藍がチームに加入するまではパッとした成績がなかったですが、去年に小椋藍が加入してから、7回の表彰台、うち2回の優勝を果たしています。
小椋藍とラウル・フェルナンデスは日本では同じ学年になります。25歳です。(ヨーロッパではラウル・フェルナンデスが1学年上)
モト3の頃からのライバルで、モト3では同じくらい速くて、同時にモト2に昇格しました。
モト2の1年目でラウル・フェルナンデスはシリーズ2位になり、天才扱いでモトGPに昇格しました。
小椋藍も次の年にシリーズ2位になり、モトGP昇格を打診されましたが、本人の意思で断ってモト2を4年やり、8位、2位、9位、1位という成績でした。
小椋藍はモト2チャンピオンになって、ラウル・フェルナンデスより3年遅れて去年モトGPに昇格しました。
そういう関係なので、ラウル・フェルナンデスは小椋藍を認めているし、かなり意識しています。
小椋がモトGP昇格を最初断ったのは、ラウル・フェルナンデスの影響もあったでしょう。
自分と同じくらい速いラウル・フェルナンデスが通用していないのを見て、もっとチカラをつけてから上がらないと、すぐに首を切られるリスクを計算したのかもしれません。
去年、小椋と一緒にモトGPに昇格したホンダのチャントラは、あっさり1年でモトGPをクビになりました。
イギリスGPのラウル・フェルナンデスの走りをみると、イギリスGP前の3週間の夏休みに、小椋藍の走りを研究して練習して来た事がわかります。
コーナーへの進入の仕方が小椋藍そっくりになっています。
チームメイトなので小椋藍のデーターを全て入手する事が出来ますから、それで違いを分析したのでしょう。
今のモトGPは、映像やコンピューターで分析されますから、圧倒的な速さを一人だけ保つのは難しくなっています。
圧倒的チャンピオンだったマルク・マルケスでさえ、今は皆に分析されて追いつかれて大差が無くなっています。
小椋藍は世界トップレベルに速くなりましたが、今現在皆に分析されていますから、天才の集まりのここから抜け出して世界チャンピオンになるのは簡単ではないでしょう。
今年はアプリリアのライダーが速いですが、それはアプリリアのバイクが速いからで、ドカティのライダーがアプリリアのライダーと比べて劣っている訳ではありません。
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