バイクのコーナーリングに於いて、頭の位置をどこに持っていくかは結構重要です。
昭和の時代は、頭は真ん中に残せ、動かすな、と言われていました。
平成のライダーですが、ミックドゥーハンやノリックは頭を真ん中に残したハングオンでした。
この考えは合理性があり、今でも特に低速コーナーに於いては正しいと言えます。
頭を真ん中に残すのが最もバランスが取りやすいです。
令和の時代では特にサーキットでは、頭を内側に入れるのがメジャーになっています。
ハイグリップタイヤで、接地を避けてコーナーリング速度を上げる為に効果的です。
ハイグリップタイヤじゃなくても、特に高速コーナーでは、頭を内側に入れると安定感が上がり、コーナーリング速度を上げやすいです。
強い遠心力に対抗しやすくなるので、バランスが取りやすくなるのだと思います。
上級者は、左右の頭の位置だけじゃなく、前後の頭の位置も考えて運転しています。
特に低速コーナーでは、安定感とコーナーリング速度を上げる為に重要です。少しの位置の違いで全然変わります。
ブレーキングとエンジンブレーキによるピッチングのコントロールに加えて、前後に頭の位置を動かす事により最適な前後の荷重バランスにします。これが出来ている人は上級者です。
高速コーナーの頭の位置は、小椋藍が最高の見本です。彼はモトGPライダーの中でも、最もマシンの上でよく動いています。頭の位置は頻繁に動いています。
本人はステップから上の身体全体を使ってライディングしてるイメージだと思います。中野真矢さんが言っているヤジロベー走行のようなイメージかもしれません。
天性のバランス感覚の持ち主です。
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