●通勤で駅とか施設とかの階段をちょっと速足で下るってだけで軽い機能不全に陥ることがある。具体的には階段上の方からたたたた…っと降りるはいいけどもう降りきるかなってとこで脚が一瞬「え? このテンポで良かったっけ?」みたいなマギレ起こしてすっ転びそうになることがある。もうホンマ、若い頃はそんなん無かったのにねえと自己憐憫したりもする。
手すりがあればだいぶ改善されるなという経験則は前からあったのだが、こないだ俺、手すり側の手が足の動きに合わせて軽く手すりをたたきながら降りていんな…って気付いた。そう、今まで無意識にやっててそんなわっかりやすいことにも気づいてなかったってことであります。
てことは軽くたたく相手は手すりじゃなくてもいいのでは…? と思って片手で小さくたたたたんと腰の辺りをPatしながら降りてみるとかなり悪くない。階段を降りる際にあるべき一定のリズムを、手と触感という外部データから補完してくれるのがいいんだろうか。よく判らない。
…まあその、テメエの身体神経性能を超えない範囲内で階段降りるなりすりゃエエことなんですけどね…。こっから先の人生は、身体的な処理装置もセンサも駆動部も、不可逆的に衰えるばっかりになってくんだなあと少々寂しくはなる。どうも俺が生きてる間に、脳内ストレージの外部化とか手軽な義体とかは出てこなそうだなあ。生まれる時代を数百年ほど間違えた。残念。
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