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2025年10月03日15:18

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アニメ話・瑠璃の宝石

●瑠璃の宝石・最終話。アバンで伊万里さんが学生のくせして「あいつら若いからなー」ってのすげえ判るなあ。どの年代においてもちょい下の若さは眩しいんだよな…。あと宿の作り付けや建具に興奮してんのは新たな趣味嗜好を見せてますね。やはり人の手が加わったものに興味の方向があるんだろうな伊万里さん。「造作」はゾウサクと読み、建造物の構造部分の呼称だと検索して知る。知らなきゃゾウサと読んでただろうな俺。

てことで温泉回。璧みたいななぞの輪っか石でこれなーんだ? ってとこがちゃんと鉱石アニメしてていいな。次いで地上にふりそそぐ微小隕石というか流星塵の話。言われてみりゃそこらの地面にもあるはずなのか…。そこらの塵を顕微鏡で観察したらホントにいろんな鉱物あるよ、ってのはそれだけで興味を誘いまんな。

伊勢さんの言うところの「早く大学生になって伊万里さんのように好きな研究に没頭したい」っての、言われる方も本人も研究者として理想に近いモチベーションではある。以前ならそこに何の感慨も持たなかっただろうルリさんが、彼ら研究を志す人たちに少々考えるとこあるな…ってのが今話の主題の一つ。ハタから見てりゃルリさんもとんでもない経験と資質を有してるんだけどね。一方で現役で大学してるナギさんと伊万里さんにはそれぞれの事情もある。「地学系の教員は需要が少ない」っての、当事者ならではのネタだなあ。

結末にルリさんの今後の方向を示唆してシメ。最後のサービスカットとしてありうべき研究者としてのルリさんの絵を出してきてましたが、この世界は大学に入るとお体が豊穣になる決まりなんですかね。まいいや。

●総評。パターンとしては若いお嬢さんに特殊な世界を体験させるというテイのアニメであり、その世界が鉱物と地学だってのた独特なところ。そのジャンルに通暁してるワケではないしある程度のオーバーさもあるだろうが、それでも作品のスタンスとしてかなり抑制された真っ当なものだったなと思う。

そして鉱石への興味を拓く、そのゲートウェイになればいいなという意図がヒシヒシと感じられ、それはある程度成功しているのではないかな。実際このアニメ見つつ心に引っかかったタームや単語を検索する、ってのが毎度の視聴状況になってたしね俺。

あと視聴しててどんどんと主人公・ルリさんの視点と意識が変化してってんのも訴求力になるだろうか。一応一貫してキレイな宝石が好きってのは変わらないのだけれど、その「キレイ」というエリアがどんどん拡充されているというか。なんにせよ知識を求めてそれが成されるってのは快感ですし、それを知っていただけるとこっちも嬉しい。いいよね、世界がわらわらと広がっていくあの感覚。トシ行くとそういうの稀になってきてねえ…。

てことで、充分に楽しみました。いい作品だと思います。決してナギさんや伊万里さんのものすげえでかちちだけで見たワケじゃないですが、それも作品の重要な一側面であることは否定しません。人によっちゃある種の障壁になるかもしれんけどね。…個人的にはアウトドアがからっきしな伊万里さんにシンパシーを持ったりしたが、こちとら筋金入りの運動音痴の上に加齢による衰えアリだから一緒にしちゃかわいそうです。ごめんなさい。以上。
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