mixiユーザー(id:415360)

2025年09月01日19:41

59 view

【記録】二千六百八十六年(令和七年)八月に読んだ本

再読も含めてヴァラエティーは豊に思う。

2025年8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2400ページ
ナイス数:23ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2025/8
■ウは宇宙船のウ ブラッドベリ自選傑作集 (創元SF文庫) [Kindke]
短編集としてまとめて読んではいなかったけど、幾つかの話は雑誌やなんかで読んでいたものが新訳で出た。やっぱりブラッドベリだ。少年の憬れや希望や挫折やあれこれが詰まった良書。三十年以上世代が違っても、少年のトキメキは変わらないんだな。宇宙への夢、友達や家族とのこと、不思議な現象、不幸に見舞われるかも知れないけど、希望を失ってはいけない事を教えてくれる。
読了日:08月26日 著者:レイ・ブラッドベリ
https://bookmeter.com/books/22808055

■鎌倉ものがたり 夫婦編 一色家の梅 (アクションコミックス)
怪異が起こるのは鎌倉ばかりではなかったりするんだなあ、これが。人が死ぬのに魔界が関わる事もあるし、人間の業が招く悲劇もあるし。何にしても一色夫妻は波瀾万丈な日々を送っている。でも、魔界の連中って基本的には平和なんだよな。人が絡むと脅威になってしまうんだよなあ。
読了日:08月26日 著者:西岸良平
https://bookmeter.com/books/22684706

■フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉 (講談社文庫) [Kindke]
現実と虚構が融け合って、確実なものは何も無い。ただ、確かなのは世界は猫に奉仕する為に生成されると云う事だ。それこそが原理なのだ。
読了日:08月20日 著者:神林長平
https://bookmeter.com/books/22573351

■あいどる [Kindke]
やっぱりサイバー・パンクは圧倒的な現状では在り得ないビジョンの横溢が魅力だな。地震で崩壊した東京を舞台に、電脳世界でのデータの流れを追いつつ、ヴァーチャル・アイドルを先取りした先端的作品。でも、前後があるのを読み逃しているんだな。今からでも決して古びている筈はないから手を伸ばすか。
読了日:08月16日 著者:ウィリアム ギブスン
https://bookmeter.com/books/22397100

■一遍踊って死んでみな (文芸社文庫) [Kindke]
実在の一遍上人の事績を踏みながら、ロッケンロールな布教活動を描く時代小説。何より作者が楽しんで書いているのがわかる。事実はどうとしても、詳しく記録に無い事柄は作者の想像力が決め手なのだ。司馬遼太郎は云った「所詮はフィクションですよ」と。開き直って好き勝手書いてしまうのが小説と云うものだ。史料に存在しないヒロは、本来この時代の人間ではないのだし、その辺の価値観は批判的な視点として使われているのが良い。作者は勉強熱心だな。
読了日:08月11日 著者:白蔵 盈太
https://bookmeter.com/books/22380123

■シナバー 辰砂都市 (創元SF文庫) [Kindke]
遠い未来、テクノロジーの圧倒的発展によって存在する街。人はほぼ死なず、老いず、出産もしない。それでも子供は生まれているし、老いて死ぬ者もいる。外の世界とは隔絶されていて、時間の流れが物理法則と相違する閉じた世界。オムニバスで様々な文物が描かれるが、やがて街を統べる人工知能と、人間の存在意義と滅びと、世界の仕組みの解明へと向かっていく。冒頭に提示された人物が、終盤の連作で重きを担う。宇宙を圧縮したような世界を描く、それでも恋愛SFだったりするんだな、これが。書かれたのが半世紀前かあ。
読了日:08月09日 著者:エドワード・ブライアント
https://bookmeter.com/books/22835433

■ウスズミの果て 1 (HARTA COMIX) [Kindke]
圧倒的に好きな世界だなあ。有り勝ちだけど滅亡後に取り残された者が世界を経巡り生存者を探す。本作の場合は人間ではなく、完全な機械でもない遺伝子改変生物。それが故に長年の稼働が可能(でも睡眠は取る)だ。最初は生存者は絶望的だが、やがて生き残りにであっていく。その遍歴の中で滅亡の原因を解き明かしていく。一巻がKindle Unlimitedだったので読み始めたが、続刊は購入して読んで行きたい。頽廃感が何とも云えず好きだ。
読了日:08月08日 著者:岩宗 治生
https://bookmeter.com/books/21242165

■コード・ブッダ 機械仏教史縁起 (文春e-book) [Kindke]
輪廻の輪はメビウスの輪である。機械知性も悟りを求めてグルグル回る。事象は捻じれ、時空は循環する。諸行無常である。仏教とSF、仏教とAIは相性がいい。仏教を論じるのに、SF的アプローチ程相応しい筋道はない。
読了日:08月06日 著者:円城 塔
https://bookmeter.com/books/22179916


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年09月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930