mixiユーザー(id:415360)

日記一覧

またも「宮本伊織のバカヤロー!」と叫んでしまう傑作短編集だ。シュールなトンデモ理論でもって、在り得ない事をやらかす連作。インターネット3ってなあ、おいっ!【宇宙飲んでみた】アンソロジーで読んでいるけど、さくらと多田羅さんとリスナーの惚けた会

続きを読む

兎に角語彙の奇妙さと絶妙な表現で世界が描かれていく。練りに練った文章のなんと美しい事か。『廃園の天使三』飛浩隆蜘蛛は数値海岸にとって重要なファクターだ。蜘蛛の王ランゴーニは蜘蛛に変成した女性を娶ろうとする。老ニムチェンが語る世界の構成の根底

続きを読む

題名が素敵だ。逆説的で感覚的理解を拒んでいる。論理的にこそ理解出来る。そして「偽説」であるところがSF的思考に拠る奔放な幻想である。幻想的でありながら、都市の発展と崩壊を描いたSF掌編集。ルーマニアの社会状況が下地にある事が語られるが、そん

続きを読む

秋の恒例行事だが、大賞受賞者の筆名が気にかかると思ったら、友人のミクシィでのハンドルネームと発音が同じなんだ。偶然だろうけど。『ホライズン・ゲート 事象の狩人』矢野アロウ今年の受賞作冒頭から一部分。出だしは好きなパターンだ。前近代的社会と宇

続きを読む

冒頭の新着情報、キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』の記事は嬉しい。『ソラリス』作画:森泉岳士絵柄は好み。原作は何十年も前の記憶だけど、雰囲気が伝わっているな。『堅実性』グレッグ・イーガン何というかイーガンらしからんのか、イーガン

続きを読む

カバヒコはただのアニマルライドで、何の御利益もないんだけどな。信じているわけではないが、皆がカバヒコの効能を口にする。カバヒコに願を賭けた事で、自分の悩みに人は向き合う。体の不調が先か、気持ちが不調を呼ぶのか。人との関わり方を見つめ直すこと

続きを読む

SFではない。ファンタジーなのかと云うと、魔法も怪物も出てこないがファンタジーなのかな。寂しい公園のおんぼろなカバ型のアニマルライドが、とげぬき地蔵の様に体の悪い所を癒してくれると云う都市伝説。実はクリーニングの老女店主が導いているのかもな

続きを読む

マックスは第一次大戦中のある前線の救護センターの爆発現場に派遣されたが、現実でもガザ地区の病院が爆発した。偶然だとは思うが。何はともあれ時間SFとしてより、組織論的な問題に主眼が置かれているが、それはそれで面白かった。タイムパラドックスにつ

続きを読む

訃報を受けてなのに、嫌な事を書くぞ。僕は中学生だった。松本市では十一月三日に市民祭として、本町通り(駅前大通りから南に向かって松本城へと至る商店街)が歩行者天国となり、そこに簡易な野外ステージが組まれていた。ステージで歌っていたのは、まだま

続きを読む

やっぱり、変な奴が中心だと話は面白くなるな。しかも周囲の人間も所属する施設も変だし。55ページ主人公はちょっと変な女性だ。そして、周りの人も変だ。その上、セント・メアリー 歴史学研究所も変だ。ひょんな事から主人公マックスは研究所の構成員となる

続きを読む

どうにも不完全燃焼と云うか、最初は面白かったのに終盤はつまらなかった。10/16:522ページ何だか最初の息巻いた雰囲気からすると尻すぼみになっていく気がする。古代文明の遺跡の事を書きたいのか、神秘的な島の巫術を書きたいのか、火山災害を書きたいのか

続きを読む

自然科学と考古学と文化人類学と神話と伝承と神秘が絡み合う。しかし矛盾はせず論理的に綾を為す。425ページ加茂川が目を付け、藤井と人見の協力で証拠固めをしたネピ島の遺物は、以前の判定を覆して歴史的遺産と認定された。加茂川の様な衒学的な人間でも、

続きを読む

日本だって単一民族と信じてたりするが、とてもじゃないがそうとは思えないのだ。縄文と弥生って時代区分では曖昧で、民族的な違いが根底にあるんだよな。10/13:240ページネピ島の住人の間にある蟠りと誤解と偏見が、歴史と共に明かされる。日本人には解りに

続きを読む

神秘的な力が宿る島。自然科学的な探求が、どう対抗できるのか?134ページ伝説と神話と呪術と女神の怒りが入り混じる。本当に遺跡なのか?「調べ、思考して、真実をみつけ出すのが夢とロマン…」← 主要人物三人の、内藤井准教授が一番のロマンチストだな。ネ

続きを読む

ハードSFに餓えて来てるんだけど、ちょっと伝奇ロマンっぽい作品を摘んでみてもいいかな。10/11:40ページ非常にわくわくしている。伝説と神話が相俟って何事かが起こりそうな雰囲気。文化人類的な考察も興味深い。SFの境界的な分野の伝奇ロマンとして期

続きを読む

WALLって云うとピンクフロイドの楽曲とか思ってしまうが、シン・ゴジラよりも会議は荒れているな。172ページ官僚的対応で対策分科会は、機能せず時間を浪費する。事態が見えない状況なので、見通せる者がいない。ありがちだ。雪子は北海道東端へ赴く。異

続きを読む

まあ掴みはOKなんだけど、SFをただのガジェットとして取り入れて、SF魂の無い作品が多いんだよな。まだまだ読み始めたばかりだけど、心霊とかに逃げずに真っ当にトンデモ理論を見せくれるのか?充分に発達したトンデモ科学は、魔法と区別がつかないから

続きを読む

凄く面白かった。有機組織と機械で構成されたマーダーボットは人見知りで内省的で自己評価が低いのだが、統制モジュールを無効化する事に拠って自由を得た。自由を得た代りに様々な困難を自分で乗り越える事になる。様々な人やボットなどAIと出会い、少しず

続きを読む

異質な遺精存在が絡む壮大な世界観になって来た。マーダーボット〇〇三が絡む攻防は、これまでにない展開だ。462ページ異星遺物との対決は迫る。弊機は自分のクローンとも云えるマーダーボット二・〇をキルウェアに仕立てて攻略する。自身は敵の陥穽に填まっ

続きを読む

段々物理的な攻防よりも、電子戦の比重が高まって来た。これを乗り越えて、また物理的な戦闘が熾烈に行われるんだろう。385ページこれまで弊機はハッキングやクラッキングで戦ってきたが、自分自身のデータをコピーして、敵である企業の探査艦に没入。W. ギ

続きを読む

主題は「人工物と自然人の相互理解の難し」なんだけど、主人公の弊機は雑種なんだよな。それだけにややこしい。292ページARTは本調子、弊機とは良いバディだ。どうやら事の深層の端緒は掴んだ様で、解明に向けて動き出す。AIと構成機体と生身の人間の思

続きを読む

物理書籍もあったし、デジタル写真集もあった。ヴァラエティ豊かなようだが、マーダーボットに嵌まったな。2023年9月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2406ページナイス数:29ナイスhttps://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/9

続きを読む

<2023年10月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031