今日は定期通院であった。で、夏場から有給休暇をずっと使っていなかったので、一日取得した。何のかんので午前中いっぱいかかって、薬を受け取り、解放された。天候はあまりよろしくないし、昼食を摂ったらどうすんべえか思って、懸案だったスマートフォンの
『回樹』でこの作家はネクロフェリアではないかと思ったが、本書はそれを補強する作品が並んでいる。変態なのだ! 変態な作家は大好きだ!(かなり作者に失礼だな)11/29:『本の背骨が最後に残る』作者の猟奇嗜好が覿面に現われている一編。どの作品を読んで
マーサ・ウェルズの〈マーダーボット〉シリーズなどと同期して、懐かしき前世紀中盤頃に隆盛を見たのスペースオペラの構造を下敷きに、新しいテクノロジーや世界観・倫理観を組み込んだSFだ。ファーガスは悪い奴だけど、実は寂しがり屋で優しい奴だ。弊機と
一旦は船の制御を奪ったが、色々あって離脱。関連した事態で火星に人質奪還の為に向かってひと暴れ。そっちも片が着いたら、やっぱりセルニー星系に戻る事に。そうだよ題名に船名の「ヴェネチアの剣」とあるんだらな。それに、勝手にファーガスの身体を改造し
色々な要素が絡み合って、風呂敷は大きく広がる。畳む必要はないとは思うけど、しっかり話を進めて追いて行けるように書いているのか?今のところ、少し中ダレしたが緊張感は保っている。11/24:280ページ太陽系から隔たった宇宙は過酷だ。環境ばかりでなく人
鎌倉の町は、シュレーディンガーの猫的に人間界と魔界が重ね合わせ状態なのだ。その鎌倉の魔界や魔物に関わる物語の特集。人を害する魔物もいるけど、人間が領界を侵したりした為だったりした事が大きな要因である場合が多い。本当に邪悪な魔物もいないわけで
如何にも南無重量空間のさり気ない描写がいい。11/23:194ページ冒頭でファーガスが出会った事件が現地で問題となり、追及が始まる。ファーガスの標的も有力者の一人で公聴会に出席する。相手の動向を掴み、誘導する為に行動を起こす。太陽系出身者は感じ合う
魔物絡みの話を集めた巻。これが読みたかった。『失われた世界』鎌倉の地は魔界といる。どこかの地点で魔界に紛れ込んでしまう。意図して踏み込む人間もいる。恐いけど、足を踏みれてみたいとも思ってしまう。何とも不思議で憬れる街だ。『葉山の仙人』仙人の
遥かな未来、地球人は太陽系を飛び出し数万光年の世界に広がっていた。歴史を刻んだ宇宙空間の人類居住地は独自の文化を築いていた。そんな世界での、魅力的な主人公が活躍するピカレスク・ロマンだな。先の展開にワクワクしちゃうよ。描写が簡潔だけど丁寧に
はっきり云って、重く暗く陰湿な話だ。文化人類学者でもある作者は、霊的なものに対して冷淡であろう。客観的でなければ研究出来ない。そんな思考が根底にありつつ、主人公は「見てしまう」女性だ。人物造型は苦労した事だろう。知識と考察に拠って呪いを捕え
パンフレット売り切れでやんの。それは作品に内容には関係ないが、退屈はしなかった。あの筆文字のロゴは「小口」としか見えないよな。まず舞台がどうしてこの時代なのか?帝国軍が武装解除され、警察予備隊創設までの狭間。如何に日本人が軍事行動を行うかが
全体を通して、伝統的に標準とされる人類から情報的特性を変移させた状態の人間が、どの様になるのかを予測して、それに対する社会なり友人なりの反応を描く物語が並んでいる。身体障害は本当に欠陥なのか? 神経系の変異は人類とは異種なのかと云う問いかけ
作者自身が障害を抱えているそうで、中から湧き出る問題なのだろう。遠い星系に移住し適応し変容を遂げた人類は、同種と云えるのだろうか?神経系に異常を来し認識の仕組みが変わってしまったら、同じ人類として共存できるのか?『マリのダンス』ある種の身体
特に特集はないが、『ソラリス』のコミック版はいい雰囲気を出している。グレッグ・イーガンが久々に登場。数式は出ないし、トンデモ理論も大人しくディック的な世界認識を感じるが、やっぱりイーガンだった。SFコンテストの受賞作は期待半分だが、まだまだ
「日本語版への序文」は作者のSF的な世界の捉え方を語っている。これが今のアジアなのか? いや世界か?『最後のライオニ』主人公は地球人類ではない。また、その末裔でもないと思って読むと、異文明と云う事が際立つ。何故か精神性が地球人類に似ているの
本当に最後なのか?まだまだ長生きする意思は作中に書かれている。役者が舞台の上で所外を終える様に、まだまだ書き続けて欲しい。『塩昆布まだか』何か世界にこの二人しか生き残ってないんじゃないかと思う様な会話劇。どうにもズレた会話が哀愁を纏う。静か
言葉遊びあり、言葉の律動があり。非常にふざけたと批判される内容あり、幻想的な抒情があり、不条理な超現実あり。『宵興行』何というのか、黒テントや大駱駝艦を思い出す様な世界観。筒井文学が、そう云った嗜好を孕んでいるんだな。不条理な出来事が日常に
昔ながらの筒井康隆の手法を使いながら、新しい時代の意識へと転換がはかられている。『羆』クマとの軋轢の問題は今年よく耳にする。これは三毛別の人食い羆の事件を思い出しながら書いたのか。実際現場にいたら、このような状況なのかも知れない。作者らしい
最後の長編『モナドの領域』から八年、最後の短編集なのだと。でも、追加公演も在り得るよな。五十年近くのツツイストとしては、そう望んでしまう。『深夜便』不条理な会話劇であり、内省的な思索が廻る。友情と恋情の問題が根底にある。「青海苔県」や「浴衣
つい時間を忘れて引き込まれてしまうのは事実だが。11/7:160ページこれはシュールレアリズムに法った実験文学なのか?時間軸がささらほーさら(*)で、起きた事象が支離滅裂だ。何が何だか、一頁めくると違う描写になって、また元の道筋に戻って、と落ち着かな
やっぱり奇想とバカ話と皮肉がSFを面白くするなあ。『吾輩は犬である』宮��夏次系年老いた犬は、飼い主に見捨てられたと思って異星人に拾われ地球を離れた。でも、本当は愛されていたんだな。動物を飼うなら、看取る覚悟が必要なんだな。『八は凶数、死して
嘗てのウーマンリブとLGBTは問題が本質的に違うし、産む性の問題もズレているんだよな。ピュアについての『対談』一つ云うとすれば、生物学的に妊娠・出産する性が役割として分れている生物種がある事は否定出来ない。これは忘れてはならない事実。その上で、
題名がなあ、原題は「TIK-TOK」だけなんだけどなあ。なんか、作品の狂乱度合いを表わしている様な。11/5:84ページ何とも散らかった描写だろう。舞台はロボット工学が歪んで発達した世界。ロボットも変ちくりんだが、人間もトチ狂っている。どこへ向かうかが
『ウは宇宙のウ―』もそうだけど、かなり乗って書いてるなあ。『神々の歩法』みたいなとんでもハードなのを書いてる作家だからなあ。やっぱり叫ぼう「宮沢伊織のバカヤロー!」【登録者数完全破壊してみた】全くしょうがねえなあ。数学を玩具にしてるよ。だか
連載作品はまだまだ序説段階。面白いんだけど、SFになるのか? もう少し見守ろう。読切は作者のいつもの主題を掘り下げる。SFガジェットは色々出る。進んだ技術があっても人間そのものは変わらない所がある。『ヴェルト』吉上亮何かが動いてはいるけど、
読んでいて、あまり自信をもって断言できないんだよな。【近所の異世界散歩してみた】遂に家の外に出てしまった。住処を特定されない為にカメラにはスクランブラーを装備して。でも、多田羅さんが造ったものだから、とんでもない代物だった。並行世界が侵入し
深井零は誰よりも深くジャムと関わって来た。それでも、他の人の力を借りても、まだジャムがわからない。『戦闘妖精・雪風』神林長平田村田伊歩大尉が雪風を操縦するミッションから帰投する。雪風が田村伊歩を素直に受け入れた事は画期的だ。そして零も桂木少
絶対に咬み合わない人達の上に、謎の存在迄てんこ盛り。【時間飼ってみた】科学理論を玩具にして、変なモノを呼び込んじゃったよ。いいなあ。さくらと多田羅さんとリスナーのやり取りが、どうにも噛み合ってないんだよなあ。多田羅さんがリスナーを見下してい
幻想なのか夢を見ているのか、ウフコックは懐かしい男に会う。『マルドゥック・アノニマス』冲方丁集団訴訟と政治の話が続く。シルヴィアはすっかりオフィスに協力的になったものの、他の証人が一筋縄ではいかない。さまざまに社会の裏事情が絡んで、『―スク
非SFの小説が二冊も入っている。写真集は他にも積読に入ってる。SFは、多方面に如何にもな作品をこなした。2023年10月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2638ページナイス数:28ナイスhttps://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/20