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2025年04月21日21:04

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アニメ話・小市民/シングレ/ラザロ

●小市民シリーズ・13話。全編にわたって描かれるのは小佐内さんの暗躍…。瓜野くん及び描写のあった堂島さんは当然のこと、門地さんにも網を張って状況を動かしている。お陰によって瓜野くんが全能感とともに小佐内さんに相対するシーン、明かりと影に縁どられた小佐内さんと影の中の瓜野くん、そして軽やかなステップでスイと離れる小佐内さん、レシートを落とすことで見下ろし微笑む絵面を作り出す小佐内さん…という流れが実に怖い。

恐いと言えば、堂島さんが彼の(≒視聴側の)常識通りに連続放火の記事を差し止めてその種明かしを掲載した場合、タイミング的に模倣犯を誘発させたと思われかねなかった、というのも怖い。まずそこに考えが至るって段階で堂島さんが信用できる人ではあるのだけれど、小佐内さんはその点をも織り込み済みでマスターマインドとして状況を構築していたのだろうか。なんだろうな。

小鳩さんがこの問題に切り込むにあたってノイズがいくつか。仲丸さんが関与している可能性と、彼女が二股三股やらかしてるという情報と。堂島さんはなんでお前が首突っ込むんだと問い、自分が元カノに未練たらたらでみっともないからだよと小鳩さんは答えるが、…まあ、「小市民であることと」という思惑を懸念してるからだよなあ。「僕が思うに」とキメ台詞を出したからにはカタは付くのだろうが、ねえ。

誰も死なない傷つかない単なる学生たちの一連の会話だけなのに、今回の重苦しい緊張感はなかなかのもので、ほうほうと思ってみてたらあっちう間に終わってしまった。面白ェなあ。

●シンデレラグレイ・3話。新馬戦はフジマサマーチ勝利のオグリ2着。んで2戦目は危なげなく勝利するその裏、オグリが全く意識してないところでノルンエース(とその御一統)が勝手に企んで勝手に失敗して勝手に改心するイベントあり。主人公的イノセンスの一面・残酷さの描写であり、オグリの怪物性の片鱗に触れた…というよりは毒気抜かれたというニュアンスでもあるな。

そしてイノセンスのもう一面がカサマツ音頭ですね。検索したらちゃんと地元に根ざしたマジ音頭であった。まあポッと出で作られたにしてはあまりにこなれた音源だしエエ声やなーと思ってたら三橋美智也。そらエエ声だよ。

サポートのベルノとノルン、序盤を先導するライバルのフジマサマーチ。オグリ自身のモチベーションや方向性がこの辺で形成されるっちうことね。史実に従うならここからしばらくはオグリ快進撃の流れなので、味変を兼ねてのCパートにタマモクロスの先倒し登場というシナリオだろうか。次回の顔合わせを楽しみにしよう…まあその、CMでは初っ端からバカ漫才やってるお二方なんですけどね。うん。

●ラザロ・3話。スキナー追っかけプロジェクトは進行中で、その手法が地道で地味。ハッキングもしてはいるんだが、メインでやってることは足で稼いで手掛かりを手繰り寄せるという昭和のデカみたいなヤリクチだわな。細い線のような情報の道筋といい途中に散在する思わせぶりなアイテムといい、どうも意図的に構築され、誘導されてるように見える。さてねえ。

大学時代の同僚からスラム街、祖母の住むイスタンブルへと進み、エエ話やアクションを挟んで引っ張るという、なかなか王道の話づくりでよろしい。アクセルさんが奇しくも007だと言うたけど、そういう楽しさは外してない。「やっぱり婆ちゃんのバクラヴァが世界一だぜ」とか、そういうベタな通俗性は大事にしていきたいと思う。

…でもまあ、立入厳禁のスキナー邸に入り込むのにニセ清掃員はいいとして、ダメなら清掃料金をそっちにツケまっせで許されるのはちょっとリアリティラインが低すぎると思った。そんなもん現場の警備員/警察官には毛ほども関係ないだろうし、せめてハッキングで許可を捏造するくらいしてもエエんじゃないのかと。攻殻みたいに「バカあれは代々契約してる清掃屋の跡取り娘だろ」とまではいかんでもさ。
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