mixiユーザー(id:1750116)

2025年03月18日22:05

109 view

気密より除湿(通気)が大事(マニアックでつまらない話しです)

また高気密の話題です。

近年の家は、壁の中の外側の方には防水透湿シートを貼って、壁の中の内側には防水防湿気密シート(単なるビニールみたいな物)を貼るのが一般的になっています。

外側の防水透湿シートを貼るのは良いと思います。
外壁の防水は完璧ではないですから、防水透湿シートで雨水の侵入を防ぎながら湿気を逃すという発想は理解出来ますし良いと思います。

しかし壁の内側に防水防湿気密シートを貼ってしまうのは良くない工法だと思います。
ここに高級な可変透湿シートと言われているのを貼ってる場合はまだ良いと思いますが、個人的にはここにシートを貼らない方が良いと思っています。

家にとって大敵なのは、水と湿気です。
長期間湿気ている部分の木は腐りますし、そこはカビだらけになります。
鉄部は錆びてしまうし、錆びると鉄は薄くなって穴だらけになります。
白蟻もつきやすくなります。

内側の防水防湿気密シートは、壁内に室内側から湿気等を入れないという発想ですが、湿気は雨が降ると、シートを貼っていても家の中も壁の中も必ず100パーセントになります。
空気中に溶けている水分子は非常に小さいので、僅かな隙間があれば、どんどん入って来るのです。完全に密閉された容器の中とかじゃないと必ず入ります。

ですから、壁内に湿気が入らないように気密するというのは現実的ではないのです。(雨水は入らないようにすべきです。)
大切なのは壁内に湿気が入らないようにするのではなく、入った湿気を雨がやんだ後にいかに早く抜けるようにすべきかです。
ですから、内側の防水防湿気密シートは貼らない方が良いです。
最近は可変透湿シートというのもありますが、防水防湿シートよりは良いですがこれもない方が良いです。

可変透湿シートを貼る理由は夏型の結露を防ぐ為と言われていますが、夏型の結露は冷房を過剰に効かせた時に窓の中や外側やシートに出来る結露で、過剰に冷房を効かせない限りはそうならないです。
ジメジメした湿度の高い夏はエアコンを強風設定で使えば、室内湿度も壁内湿度も下がります。余計なシートを貼っていなければ、壁内結露は起きにくいです。
エアコンのカビはまた別問題です。

窓や北側のコンクリートの壁に結露が起きやすいのは、温度差と窓やRC壁には吸湿性がないからです。
トリプルサッシ、二重サッシ、24時間換気、エアコン使用(加湿器不使用)により改善されます。
極端な高気密住宅を目指すのは、24時間換気だから意味ないし、壁内の通気が悪くなるというリスクがあります。
極端な高気密ではなく高断熱の家は予算があれば目指した方が良いです。断熱性能が低い家は冬寒くて夏暑いです。
特に床と屋根天井と窓の高断熱は大いに意味があります。
1階の床の断熱が悪いと冬寒いし、屋根天井の断熱が悪いと夏暑いです。窓の断熱が悪いと電気代等が高くなるし、冬は窓が結露します。

なお、壁の内側に防湿防水気密シートを貼らないでくれとハウスメーカーに言っても今の時代は理解してくれないと思うので、オプション扱いになると思いますが、せめて可変透湿シートに変えて貰いましょう。
可変透湿シートは、家の中の湿気が壁内には抜けにくいけど、壁内から家の中には抜けるという商品です。湿度が低い時は高気密になるという高機能なシートです。
8 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年03月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031