●メダリスト・9話。いのりさんの「ノーミスでできたら…」という不安なフラグを、演技そのものはできたけど現状の力量を越えたことで身体に後からツケが来る、という展開はなかなかヒネってていい。まだ自分は足りないことを知るも、てことはつまりこれからまだ上手くなれる、と認識しちゃう強さよな。それでも身体への負荷は軽いものではなく、しばらくは練習もお休み。…スポーツものによくあるギミックではあるけれど、描写の上手さかすごく「現実でもそうなんだろうな」っていう感じがする。それだけに、ズシリとした生々しさもありますね。
エマさんの演舞、若々しくて粗削りっぽいいのりさんと対照的な、緩やかでしかしちょっと哀愁を感じさせる音楽を添えて…という演出。事前にこの子の境遇を過不足なく見せ、ここで終わられへんという意識を視聴側と共有させちまう力量がなかなかよろしい。ここでちゃんと報われる展開にもってってくれるのが心弱いおっさんとしてはとても有難かった。…今後もこうなる、とは言えないんでしょうけどねえ。あとスズちゃん出番だけで終わった。かわいいからいいか。
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