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2024年05月12日07:16

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水戸市泉町で,キルトの展覧会が開催中です(⋈・◡・)

 なかなか鑑賞の機会の無い作品の展覧会が開催されているようですね(⋈・◡・)

 僕がいつも申し上げていることですが,世間では「美術≒絵画」という感覚が根強いようです。僕が美術鑑賞を趣味にしているということを申し上げると,いつの間にか「あの人は絵が好きらしい」という話になっていることが稀ではありません(・~・´)
 僕はたしかに絵画鑑賞も大好きですから間違いではないし,かく言う僕自身「絵が好きなんだって?(。・о・。)?」と問われるたびに「はい,好きです」と答えてはおりますが,実際に好きなのは美術全般の鑑賞で,絵画鑑賞はあくまでも「美術鑑賞の一つ」という捉え方をしております。

 そんな僕が色々なジャンルの美術作品の中でも注目しているのが,テキスタイルです。テキスタイルというのは主に染物や織物のことで,端的に申し上げると布です。「僕の故郷は笠間市の近くだったので,美術に関心を持つ前から陶芸には漠然とした関心があった」ということを以前に申し上げましたが,笠間市の近くということは当然ながら結城市にも近いわけで,そういえば祖父の80歳のお祝いに両親とともに結城紬の着物を買いに行った経験などもありますから,或いは陶芸同様テキスタイルにも漠然とした関心を持っていた可能性は否定出来ません。また母に連れられて百貨店にショッピングに行った際などにも母が夢中になって呉服や反物を観ている脇におりましたから,知らず知らずのうちに「布製品は良いものである」という意識が育まれた可能性もあるでしょう。いや,きっとそうに違いありません。
 とはいえ,テキスタイル作品というのは1つ1つを制作するのに非常に時間が掛かり,絵画ほど頻繁に展覧会を開催するのが困難なのだということです。鑑賞の機会をなかなか持てないのは残念なことで,数少ない開催例を探し出すことにも気を配らなければなりません。

 そのように気を配っていたおかげでしょうか,今回,水戸市泉町の市民会館でキルトの展覧会が行われていることを知りました。キルトというのは僕も名前と「テキスタイルの一種である」ということしか知らなかったので今回もWikipediaで俄勉強。これは綿をかませて縫った布のことで,もともとは寒冷な北欧において防寒着を作るために端切れを繋ぎ合わせて1枚の布に仕立てることから始まった技術なのですね。その後は北米にも伝わり,当初は端切れの有効利用目的で行われましたが現在では装飾性を重視した美しい作品が各地で制作されているのだとか。面白いことに常夏のハワイでもこの技法は広まり,東部メリーランド州ボルチモアと並ぶキルトの名産地になっているのだそうです。
 今回のこちらの展覧会は水戸市のキルトスタジオである「マーサ・キルティング・スタジオ」の主催によるもので,同スタジオで制作された生地・着物・帯などの製品の展示販売や,キルトを学ぶ皆さんによるベッドカバーやタペストリーなどの作品の展示が行われるということです。いずれも「赤やピンク、黄色など、明るく元気な色使いが特徴」ということで,これは着物や帯にも共通なのでしょうか。一体どんなものなのか,想像が広がってしまいますね(๑•ᴗ•๑)

 こちらの展覧会は2024(令和6)年5月14日までということで「行きたいけれど,時間が無いよ( ´・ω・)」という方も多いことでしょう。しかし同スタジオの展覧会は今回が40回目ということで,毎年行われているようです。今年は無理でも来年・そして再来年などには是非観賞に足を向けたいですね。僕も是非,お邪魔したいです。美しい作品に触れたいのは勿論ですが,そもそもキルトとは何なのかを学ぶためにも。そうした学習によって,僕はきっと今よりも美術鑑賞の良さを的確に理解出来るようになれると思っております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



40回目「マーサキルト」作品展 市民会館で(茨城・水戸市)
https://yomiuri-townnews.com/40th-martha-quilt-exhibition/2024/05/11/
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