「クラユカバ」、「クラメルカガリ」の2作同時劇場公開と言うことで、まずは「クラユカバ」を観てきた時の日記です。
抽象性のある、夢と現実の境が無くなっていくような物語と、延々と美意識に沿った表現を浴び続けられる、とんでもなく濃い時間。
機械とマヨイガ的な要素の融合した異世界に、モノクロのメディアの美意識、レトロな時代性と精神分析の抽象性を感じさせるミステリー要素。想像の1000倍素晴らしかったです。
キャラクター、台詞回し、ガジェットなどなど、一つの要素だけでも噛めば噛む程味が出るような深さ。
要素のすべてが噛み合った奇跡的な作品でした。
エンディングがチャラン・ポ・ランタンなのも、また最高。
作品自体の余韻に理想の形で浸れるスタッフロールでした。
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