消えて生まれる

何事も森羅万象、消えるものもあれば、生まれるものもある。
それで均衡が取れているのだろう、一時的には消える方が多いとか、生まれる方が多いとかはある、どれぐらいのスパンで見るかは別として、均衡はとれるはず。

ここ数日、数週間かな、結構天候は不順で荒れている。
これは春の訪れ近しの合図なんだろう、これが過ぎれば暖かな穏やかな日々が来るはず。
その先には猛暑が待っているのだけど、日本特有の四季、その中で冬から春への移り行く季節が一番皆が心待ちにしているのではないだろうか。
ただ、猛暑の夏から、空が高くなり涼しい風が吹き出す、夏から秋も捨て難いのか。

色々な変化を決めた、今の自分にとって必要なのは自分を見つめ直す事。
と言っても何をするのか難しいんだけど。
今まで当たり前だと思っていた事を考え直す、本当にそれを望んでいるのか、そうしたいのか。
忙しい日々の中では間違いなくストレスを受ける、そのストレスをどう溜めないか、どう逸らすかが必要。
その必要な事をきっちりとしないと、人間の最大の敵と言ってもいいストレスに侵される。
病原菌は薬で対抗出来る、ストレスには何を持っても正面からは対抗出来ない。
ストレスを受けない環境に身を置く事が一番大事なのかも。
でも、そんな事、人間がこの社会で生きていく中で果たして出来るのだろうか。
出来ないよね、そう、出来ないんだ。
よく、ポジティブだとかネガティブだとか言う、それは端から見て判断するものではなく、本当に心底自分の行動としてどうなっているのか。
外から見られている内面なんて、当たっている事なんてレアケース、人間の心の底なんて本人にしかわからない事。

人間は寿命が来るまでは生きている、病気、事故も全て運命であり、寿命とみる。
ゆっくりと命が消えていくのを自覚する事もあれば、突然に訪れる事もある。
考え方としてはそれらすべてを寿命と考えればそれでいい、寿命が来ればそうなる。
それは避けられない事、結果論的に思えるが。

座禅、瞑想。
これらは自分を無にして、本来の自分を取り戻すらしい。
集中して頭を無にしてみたい。
ただそれらは一瞬で直ぐに現実の世界と向き合う事になる。
一瞬の時間でもそうした方がいいのか、それで意味があるのか。
なるようになる、こんな言葉があるが、それは善悪、成否関わらず、時間が過ぎれば何もが決着するんだから。
時間も常に動いている、現在は一瞬にして過去になる。
常に時間は過ぎていく、急がないと間に合わない、考える事も必要だけど、行動する事の方がもっと大事なのかも。

考える、考えて前を向いて進む、それだけなのかも。