愛し合う二人の結婚を認めよう

「同性婚」を認めても
関係ない人には
ただ今まで通りの人生が続くだけ

2013年　ニュージーランドの議員が
同性婚を認める法案の
最終審議と採決の際にこう言った

対して我が国の首相は
「同性婚」の法制化をめぐり
「家族観や価値観、
そして社会が変わってしまう課題だ」
と述べた

かの議員は
明日も世界はいつものように回り続ける
だから、大騒ぎするのはやめよう
この法案は関係がある人には
素晴らしいものだが
関係ない人には
ただ今まで通りの人生が続くだけだと

さらに
反対する人の多くは
この法案が社会に
どういう影響があるか
ということに関心があり
心配している
その気持ちはわかる
自分の家族に起こるかもしれない
「何か」が心配なんだと

しかし
繰り返し言った

この法案は
「愛し合う二人の結婚を認めよう」
ただそれだけだと

外国に核戦争をしかけるわけでも
農作物を一掃するウイルスを
バラ撒こうとしているわけでもない
お金のためでもない
ただ
愛し合う二人が結婚できるように
しようとしているのであり
この法案のどこが間違っているのか
なぜ、この法案に反対するのか
本当に理解できないと

自分と違う人を
好きになれないのはわかる
それは構わない
みんなそのようなものだと

そしてこう続けた

この法案に反対する人には
水も漏らさぬ約束をする
明日も太陽は昇るし
明日、住宅ローンが増えることもない
皮膚病になったり
湿疹ができたりもしない
布団の中からカエルが現れたりもしないと

最後にこう結んだ

この法案を心配している
全ての人のために
聖書を引用させてほしい


旧約聖書の申命記、1章29節

「恐れることなかれ」