mixiユーザー(id:1609438)

2024年02月05日13:11

14 view

『どうしても動き出せない日のモチベーションの見つけ方』

角田陽一郎・著 大和書房
『最速で身につく世界史』の著者

タイトルには、「モチベーションの見
つけ方」とありますが、モチベーショ
ンよりはむしろ、日々の創造のヒント
が書かれた本だと思います。

テレビと本、若干ジャンルの違いはあ
ると思いますが、創造する仕事の大敵
は、自分が「飽きてしまうこと」。

マンネリ、飽き、無気力はいずれも創
造性を損なうと感じていますが、本書
はそれにどう対抗するか、著者なりの
持論を示したものだと思います。

毎朝どうやって起きるかから始まり、
どう情報をインプットするか、どう体
験を増やすか、どうやってアイデア体
質になるか、ちょっとした心構えや行
動のヒントが書かれており、いくつか
気づきがありました。

これからのキャリアを考えたい向きに
は、「一次創作の人生から、二次創作
してみる(自分の人生というコンテン
ツのスピンオフを考えてみる)」「資
本主義率を下げてみる」「かけがえの
ない存在を持たない」というのが参考
になると思います。

同音異義語から企画タイトルを考える
やり方や、イメージがわくタイトルの
例など、創造のヒントもズバリ示され
ていて、アイデアのヒントになる本で
す。


----------------------------

二択で選ぶ時は、「両方できるかも?」
と考えてみよう

人のレコメンドには100%乗っかって
みる

まずはラジオを流しっぱなしにして新
しい「好き」を見つけてみよう

気になる漢字の由来を調べる

いずれ5つのTo Doを全てやらなきゃ
いけないのならば、優先順位5位から
やってもいい。やりやすいことからや
ろうという風に考え方を変えた(中略)
すると、むしろ進むようになった

誰かと仕事する時には、相手に花を持
たせた方が絶対いい

ヒットしない方が持続する

誰かに質問する時は、全く関係ない話
題ではなく、相手の話の内容を深める
ような質問をしています

「そもそも、何でこれをしてるんだっ
け?」と事あるごとに問い直すことは、
仕事においても人生においても、軌道
修正するために必要なこと

決定は遅めに、連絡は早めに

A×B=O
(anything×ボク=オリジナル)

あり言葉に、どういう同音異義語があ
るかと考えるだけで、もう企画ができ
ます

さんまさんの番組で言えば、以前日本
テレビで放送されていた『恋のから騒
ぎ』は、すごくいいタイトルだなと思
います。さんまさんのトークはそもそ
もから騒ぎですし、シェイクスピアの
『から騒ぎ』という作品も連想される
ので、アカデミックな雰囲気もある。
それでいて、テーマは恋なんです。な
んだかもう番組名だけでわくわくして
きます

普段使いノートと、情報集約ノートを
作る

自分から喋る、でも自分のことは喋ら
ない

身近なことから遠くのものを考える

一次創作の人生から、二次創作してみ
るのはどうだろうかと。いわば、自分
の人生というコンテンツのスピンオフ
を考えてみるのです


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年02月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829