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2024年01月27日09:19

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はるか信州より 奥さん、コロナになる!

 水曜日の夜のことである。真夜中、妙な声が聞こえて起きた。どうも、奥さんの気配だ。これはまた奥さん、発作か!? と思って起きたが、発作の時はもっと尋常ではない締め付けられるような呻き声が聞こえるので、どうも違うぞ、と思いながら起きた。

 手元にライトを持って見ると、奥さんは枕元で傍に置いたボールにうぇうぇと吐いている。「どうした? 発作起きた?」と訊くと、「ううん、風邪」と答えた。

 この日、信州は朝から久しぶりの雪だった。奥さんは普段は自転車通勤なのだが、雪が降ると片道30分以上かけて歩いていく。無論、帰りも歩きだ。歩きは疲れるだろうと予測して、「今日、パパ麵にする?」と訊くと、「お願いします!」と元気に答えた。朝までは元気だった。

 週末は大体、パパがカレーを作るパパカレーの日があり、パパ麵の日はパパが麺類を作る日、で週の半ば水曜か木曜にやる。と言っても、そのうち自分の作るラーメンとかに不満が出てきて、鍋の〆に麺類を作るようになった。今、パパ麵の日は、ほぼ鳥キノコ鍋である。ちなみに〆は蕎麦を使うのが信州風パパ麵だ。

 は、いいのだが。仕事終わって帰って来てみると、奥さんが疲れた顔してる。「寒かったあ、疲れたからちょっと寝る」と言ってコタツにもぐりこんだ。それで夕食の準備などしていたのだが、「クションッ!」と声が聞こえた。ちょっと覗いて、傍にいた娘に「ママに半纏かけてあげて」と声をかけた。よほど冷えたと見た。

 お風呂入って鍋を食べた後は、「やっとあったまった〜」と安堵した顔をしていたのだが、結局、風邪をひいたか、と思い朝を迎えた。奥さんは休みとして、実は問題が一つ生じる。

 娘はまだ自力通学の許可が下りてなくて、毎朝、奥さんが道のりの半分くらいまで見送るのである。そこからは迎えにきた先生が見送りを引き継ぎ、娘が自力通学できるくらい周囲にちゃんと注意をできるかどうか、毎日、成長ぐあいを見ていてくれているのである。つまり、奥さんが体調不良の場合、娘も登校できなくなるのである。

 まあ、しょうがないか、と思っていたが、僕は自分の分の簡単弁当を作り、朝ごはんの味噌汁を作って娘と朝ごはんを摂った。さて、そろそろ出勤しないと、と思って奥さんに声をかけると、「棚に簡易検査キットあるから持ってきて」と言う。なに? まさか…

 中に入ってるボトルに液を垂らし、奥さんが鼻をかき回した綿棒を漬ける。そして蓋をして、逆側から液を垂らして判定版に垂らす。説明書を読むと、15分くらいかかると書いてある。え? 15分? 今からそれじゃあ遅刻じゃん!

 とか思って参ってると、見る見るうちに判定版が変色してきた。そしてくっきりとした線が二本。あっという間に出現した! なに? 二本線!? これは…ばっちり陽性じゃないですか! しかも、超短時間に!!! 
 
 参った、これはコロナだ。慌てて奥さんを二階に隔離状態にする。しかし五類になったので、以前のように濃厚接触者休みという事もないので、会社に行って奥さんの病状を告げ午後から休みをとった。

 午後、戻ってきてから慌てて娘と一緒に買い物に出かけ、娘の昼ごはんを買う。昼ごはんを食べたら奥さんを病院へ連れていく。もう、この段階では奥さんはかなりぐったりして、歩くのもしんどそうだった。午後が2時かという事で受付に行き、コロナの判定の事を話す。すると、「4時に来てください」と言われたので、一回戻る。

 4時に再び病院に行くと、奥さんがとにかく吐いた事を聴いて「点滴をうっていきましょう」と病院の方で言ってくれる。ので、奥さんを病院に置いて、棒は再び2時間後に迎えに。

 こういう待機時間がある時って、結局、空き時間が休みにならない。奥さんは点滴を打った後は、明らかに大量が回復していて体調もよくなっていた。顔の表情が全然違う。いやあ、ちょっと大変だったけど、まあよかったと思った。

 で、昨日、1日休んで、奥さんの病状はかなり回復した。問題はここからである。前回は奥さんから家庭内感染で、僕も結局コロナになってしまった。今回は、できればその轍は踏みたくない。なんとか娘と僕、コロナにかからずに乗り切りたい。
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