皮肉っぽい描写が心地好い、捻りの効いた短編群。
真正面のSFと云うよりは、サイコ・ホラーの色合いが濃い。科学技術は想像の物はぶっ飛んでるけど、パソコンみたいなものは登場しないのが、作者の見ていた社会だろう。
『ゴルゴタへの旅』は文書(資料とは云えない)を丹念に汲み上げている。
『魔女の戦争』は特殊能力が魔法かどうか悩むところ。
『毒舌家の地獄』は正に地獄が描かれている。
『旅芝居の火星人』は、何とも夢を砕く様な設定が興味を魅いた。
タイムマシンが登場する話が何本かあるが過去から未来に行くパターンが印象的だ。
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