やっぱり奇想とバカ話と皮肉がSFを面白くするなあ。
『吾輩は犬である』宮��夏次系
年老いた犬は、飼い主に見捨てられたと思って異星人に拾われ地球を離れた。
でも、本当は愛されていたんだな。動物を飼うなら、看取る覚悟が必要なんだな。
『八は凶数、死して九天』十三不塔
清国の命運が尽きる時、ある遊戯が生まれた。
未来を見通すと共に過去の記憶を失う運命かと思われた現象は、過去を改変した為に認識が変容するのが真相であった。
皇帝までを巻き込んで、世界は変容していく。史実は無視した歴史改変SFだ。
『本性』草上仁
久々の登場は、皮肉たっぷりな会話劇。如何にも作者らしい生物たちが繰り広げる論争は、そのままどこかで見たことがあるみたいな外交術だ。
予想はつくけど、最後の一文の捻りはまさかだった。
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