冷静ですぐに動揺して、冷酷でありながら心優しくて、そんな殺人機械が活躍する。
116ページ『暴走プロトコル』
ミルー星は、陰謀渦巻く星だった。そして期待通り陰険な策謀が巡らされていた。そして、バケモノも出没する。
ハラハラドキドキ、ワクワクして弊機の苦悩と活躍を読む。楽しい小説だわ。
しかし弊機の入力系は豊富と云うか雑多と云うか、生身の脳味噌だったら対応し切れないな。
有機組織を残しているとは云え、それが目的の存在。生体が足枷でもあり、有利でもある。その辺が弊機の悩みのタネでもあるな。
「さてどうする、マーダーボット。」← どうしても請負仕事の成就を目指してしまう本能。
「完全無欠の解決策はこの場の全員を殺すこと。」← 簡単にそう出来れば苦労はない。
人間を見捨てられないジレンマよ。
雇い主(弊機が押し掛けたんだが)チームの一人が攫われる事態。正式に雇われた警護チームと角突き合う弊機。
実はどちらも真っ当ではない。真っ当ではない奴が兵力を持つと、碌でも無い事になる。いいぞいいぞ、もっとやれ!
刺客の正体に気付く弊機。そして全てが調査チームを狙って画策されたわけではない事が解る。事態は複雑だ。
メンサー博士に情報を齎すことを最優先に、弊機は作戦を練る。律儀な奴だ。
グレイクリスのやり口に怒りを覚えつつ、目の前の事態を解消しようと行動する。協力者はあるが、結局戦闘は一人で行わなければならない。孤独なマーダーボットよ。
仲間と認めた相手は徹底的に護ろうとするが、敵認定した相手には全く容赦しない。
「どうでもいいというのが答えです。」← 味方でなければ見捨てるのも平気だ。
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