語り口はハードボイルドの様な、えらくポップ・カルチャー寄りの様な。
異星人との交流がある程度進むと、それをいろんな理由で疎ましく思う地球人類も現われるものだ。或いは異星人同士に確執があるのか?
テッド・チャン『あなたの人生の物語』とは違うがややこしい会話方法の異星人との物語。
相互理解はあらかた済んでいて、外交官が駐在するくらいになっている。
背景の地球社会は貧富の差と荒廃が著しい様だ。
主人公でロジア星人の文化担当官の通訳である主人公リディアの状況と異星人との状況がまず語られる。
会話方法が特殊であるが故の奇妙さに目が行き、困難さが偲ばれる。リディアはある種のコミュケーション障害だからこそ、通訳が勤まるのか。
リディアの特殊性が高い任務が故に平凡を求める生活は波瀾万丈。そして、事件は起こる。担当しているフィッツが銃殺体で発見される。
状況証拠はリディアが犯人である可能性を示す。
リディアは重要参考人として警察の事情聴取を受ける。弁護士も絡んでリディア以外の容疑者の可能性も示唆される。
このあたり、ロバート・J・ソウヤー『イリーガル・エイリアン』みたいになるのか?
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