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2023年07月08日18:08

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『七月七日』東アジア七夕アンソロジー、大韓民国作家陣が冴える

どういうわけか韓国作家の作品は済州島がネタになっている。伝説に溢れる火山の島だ。嘗ては朝鮮王朝とは別に「耽羅」と云う独立した王朝もあった。

『巨人少女』ナム・ユハ
世の中には巨大な女性が活動する様が好きだと云うジャンルがあるらしい。漫画や小説で創作されている。魅力は感じる。
しかし、本作は悲しいキャトルミューテーションの話だ。悲しいけど終劇は前向きだ。科学的な尤もらしさもある。

「ワカメスープ」← 流石は韓国人作家。おいしいんだよな。
「ただ巨人になってしまった」← 彼女たちに罪はない。

『徐福が去った宇宙で』ナム・セオ
地球から空間も時間も隔たった恒星系の話。
モンナとダルマンのやり取りが軽妙で信頼に溢れている。
徐福伝説とは時代が違うが「耽羅星」とはなかなかの選択。
何か壮大なある乾しの歴史と伝説が魅力的だ。

史料にある徐福は詐欺師っぽいんだけど、この徐福は善良だな。
耽羅星の内部構造に関する記述は、なかなかいい。SFだもん。
「宇宙で出会った縁は、三連星系より貴い」← ここだよな。


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