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2023年06月01日19:54

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【記録】二千六百八十三年(令五年)月に読んだ本

グレッグ・ベアは重かった。AIはSFのおいしいネタだな、現状。

2023年5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2987ページ
ナイス数:18ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/5
■信長の忍び 20 (ヤングアニマルコミックス)
思えば連載開始時はもっと軽〜く物語る心積もりだったそうだが、どんどん深みに填まってとんでもなく長期連載になった。読者としては、どんどんエスカレートしつつ、しっかり史実を踏んづけていて楽しい限りだ。そうそう、助ちゃん、好かったね。
読了日:05月31日 著者:重野 なおき
https://bookmeter.com/books/21029568

■AIとSF (ハヤカワ文庫JA) [Kindke]
様々なタイプの作品が集まって、作者たちがAIを「どうとらえているか」が彩り豊かに描かれている。不安もある、期待もある、実際に何らかの被害もある。
それでもSFにとって、AIはネタの泉だ。
AIは遍在する!
読了日:05月31日 著者:
https://bookmeter.com/books/21323748

■地球の果ての温室で [Kindke]
星は三つだ。初の長編という事で、ネタはいろいろ考えたんだろうけど詰め込み過ぎてる。場面の切り替えが個々の関連で語られずに、見たい絵を描いてる感じだ。
科学的な背景が弱い。もっとぶっ飛んだ理論を提示して、その勢いで物語を強引にやっつけてもいいんじゃなかったかな。
要素としては面白いネタはあったんだが、簡潔にして微に入り細を穿った描写はこれから学んでいくのだろ。
読了日:05月25日 著者:キム チョヨプ
https://bookmeter.com/books/20745962

■回樹 [Kindke]
正道のハードSFではないが、得体の知れないものと人類との関わりを描く(人類が一方的に騒ぐんだが)表題作と続編は、もしかしてスラプスティックと云っていいんじゃないか。他の小品は確かに現実には(まだ)存在しない科学理論/技術が登場するが、それを追究するよりも、それに関わる人類の振る舞いに重きが置かれているインナースペース系だな。
作者の嗜好から云って、伝奇ロマン長編なんかで傑作を生むかもしれない。しかし、この人きっとネクロフェリアだぞ!
読了日:05月21日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/21104261

■アポロ18号の殺人 下 (ハヤカワ文庫SF) [Kindke]
現実には無かった月探査計画を、作者の経験に基づいて組み立てた仮想宇宙開発史。話を盛る為に、極端に米ソ冷戦の対立構造を作り上げた。科学的成果が得られて何より。アポロ計画はこの世界では継続するし、カズは将来妻が月や火星に飛び立つのを見送るのだろう。人命の関わる事件は別として、こうであって欲しかった人類の進化史だ。
読了日:05月19日 著者:クリス ハドフィールド
https://bookmeter.com/books/20105211

■アポロ18号の殺人 上 (ハヤカワ文庫SF) [Kindke]
メアリ・ロビネット・コワルの女性宇宙飛行士シリーズとは違った歴史を辿っているが、面白さは同等だ。
史実を下敷きにした上で壮大な架空の宇宙事業が展開する。そこには東西冷戦の影響がたっぷりと横たわる。
航空機や宇宙機の描写が緻密で、星々の散らばる光景が展望できる。これは傑作だな。
読了日:05月15日 著者:クリス ハドフィールド
https://bookmeter.com/books/20105212

■SFマガジン 2023年 06 月号 [雑誌]
藤子不二雄についてはAとFをあまり意識して読んだ事は無いけど、やっぱり違いはあるんだな。ドラえもん以前の作品に親しんでいたし、後に短編も読んでいた。やはり面白いな。
グレッグ・ベアは二十代の頃に読んだ時は、面白いんだけど小難しい理屈が少しとっつき難かったけど、そんな作品ばかりでもなかったな。やはり大きな存在だったと再確認。
読了日:05月15日 著者:
https://bookmeter.com/books/21091235

■過去を喰らう (I am here) beyond you. [Kindke]
レーベル的にはラノベ系ではあるけど、しっかりとSFしてるじゃないか。今どき、この手のネタはSFを意識しなくても、作家も読者も当然あるべきものとして受け入れているのかも知れないけど。思いっ切り計算機科学とかに寄っているわけではなく、状況設定としてソフトに取り込んでいる。いずれにしろこの作家の行く先は楽しみだな。
読了日:05月11日 著者:人間六度
https://bookmeter.com/books/21281802

■鏖戦【おうせん】/凍月【いてづき】 [Kindke]
若い頃に読んだ時はわからなかった深淵さが染みた。
トンデモ科学も、今だからこそ迫力を感じた。他の作品も読み返してみようか。
読了日:05月09日 著者:グレッグ ベア
https://bookmeter.com/books/21258261

■工作艦明石の孤独4 (ハヤカワ文庫JA) [Kindke]
セラエノ星系の人類とイビスの関係は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を思わせる、邂逅から協力関係を見せる。
ワープ航法とタイムマシンの理論に新しい仮説が提示されるが、これはコペンハーゲン解釈の鏡像的理論なのか。
作者お得意の組織運営論と相俟って、歴史の認識の仕方がこうあるのもアリだなと思わせられた。

読了日:05月01日 著者:林 譲治
https://bookmeter.com/books/21246181


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