この日13日、開幕まであと2年となる大阪万博(2025年国際博覧会=想像図)会場で、パビリオンなどの主要施設の起工式が行われる。
万博最大の目玉は、日本で初めて運行される「空飛ぶクルマ」だ(写真)。
◎まだ3割に留まる国内のキャッシュレス化
開会されたらぜひ行きたいし、空飛ぶクルマにも乗りたいが、もう1つ注目されるのが、運営主体の日本国際博覧会協会が6日に発表した、会場内で全面的なキャッシュレスにする方針だ。会場内では、現金が使えない。
未来を夢見る万博なら、当然かもしれない。国内でのキャッシュレス機会はずいぶん増え、最近はコンビニやちょっとした昼食の支払いもキャッシュレスにしているから、財布と小銭入れの出番はずいぶん減った。
それでも国内のキャッシュレス比率は約3割という。公的機関や医療機関ではいまだに現金という所が多い(ちなみにこれらの機関は最も世情に遅れている所でもある)うえ、老人はキャッシュカードを持っていない人だって多い。
◎独自の電子マネーも導入
博覧会会場内での飲食、土産物がキャッシュレスになると、受け渡しが早いし、現金より清潔だ。特に食べ物は、そうだ。
使用できるのは、通常のクレジットカード、交通系ICカードはもちろんだが、独自のスマホアプリ「EXPO2025デジタルウォレット」も導入される(写真=名称募集を発表する事務局)。ブロックチェーンを使った万博独自の決済アプリで、開会より一足早く、今年度内に提供が始まる。協賛店舗で使えるという。
◎持たない人にはプリペイドカード発行
ヨーロッパや韓国など、海外では今や支払いはほとんどキャッシュレスだ。万博でキャッシュレス化にするのは、日本のキャッシュレス化をさらに促進する意味もあるという。
で、クレカも交通系ICカードも持たない老人や修学旅行生などには、入り口でプリペイドカードを発行し、会場内で使用してもらうことになる。
ちなみに大阪では、1990年に国際花と緑の博覧会(花博)が開かれ、国際博覧会はそれ以来となる。
どんな博覧会になるのか、今から楽しみだ。
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昨年の今日の日記:「人権理事会の票決で見られた世界の人権状況、いかに人権侵害国家の多いかを露呈」
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