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2022年07月10日12:12

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アベ死直後の総選挙

アベ死以前と以後
期日前投票と当日の得票構成を比較してみたら興味深い結果になるかも。

アベ死の前日7/7に英ジョンソン首相が辞めるというニュースがあった。日本と違い英国は国民がノーと言えば、いくら過去に立派な仕事をした人でも辞めさせられるオトナな国だなと思った。英国民が最も嫌いなのはウソをつくことだとか。ジョンソンは強いリーダーシップを発揮して何度も国難を乗り切ってきたが,数々のスキャンダルを巡って国民にウソをついたことで官僚に総スカンくらい国民の心が離れたんだと。
日本でも子供の頃から嘘つきは泥棒のはじまりと言い,人に迷惑かけてはいけませんと強く教えられて育てられる。が、一方で大人になれば、人に迷惑をかけないためにウソも方便だと言われる。日本は本当に矛盾だらけの国だと思う。
国民にウソをつき続けてきた日本の元首相が英首相辞任のニュースの翌日に銃で撃たれて亡くなったことは本当にいろんな意味で象徴的だ。そして彼の通夜の日が選挙だ。日本国民は英国民のように自分達の意思で国を運営して行く自覚が元々ない。

今回の選挙結果も目に見えている。けれど、アベ死の衝撃が民主主義の根幹に立ち戻る機会であるならば、選挙を勝ち抜いた政治家は、世界からバカにされない国政運営をしてほしい。

※以下、7/8安倍氏銃撃直後にSNSに投稿された沖縄のとある方のメッセージを
自分の忘備録として貼り付けておきます。

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ことの真相はわからないけど、こういうことがあると必ず「暴力はいけない」「これはテロだ。テロは許されない」という声がまず上がる。
そのたびに私はすごく気持ちの悪さを感じてしまう。
「ロシアの軍事侵攻は絶対に許せない」と言いながら「日本の軍事力増強には賛成」「もし敵が攻めてきたらどうする」という言い方と同じに。

安倍晋三を殺したところで世の中が変わるわけではない。むしろ自民党はまたこれを最大限利用して選挙で圧勝するつもりだろう。暴力はいけないと言いながら、これを機に政府に反対する直接行動は全て暴力として取り締まりの対象にしてしまうかもしれない。いや現実に沖縄では自衛隊や米軍が市民の反対行動を取り締まる模擬訓練をしている。

沖縄の辺野古新基地反対行動の一環としてほんの2日安和の牛歩でダンプを止める行動に参加した時、ああこれが非暴力直接行動なのかもしれないと思った。さらにこんな少人数だから機動隊員も優しいものだけど、これが何百人もの座り込みなら暴力で引き摺り出されたり検挙されるかもしれないと思った。実際2015年の高江ヘリパッド建設の現地抗議活動では大阪や愛知の機動隊員まで動員しての実力排除で、私はニュースで見るだけだったが、本土からも多くの人たちが駆けつけたという。

「暴力はいけない」は、この日本が安全で平穏な世の中だから言えることで、例えばパレスチナの子供達はそんな風に思うだろうか。

ウクライナで戦争が長期化し破壊と殺戮の続く惨状に本当に心が痛むならば、即時停戦を願いはしても、日本も軍備を固めないということにはならないはずだ。ウクライナの現実が軍備を固めても戦争は起きることを示しているだけでなく、戦争は悲惨を拡大するだけだとなぜ思わないのか。

日本の軍備増強は戦争抑止より実際の戦争に向けた準備になりつつある。戦争になるということは、今の「平和な」生活が壊されるということ。美味しいものを食べに行ったり旅行に行ったり買い物に行ったりという日常が送れなくなるということ。自分の家も街も命すらも奪われるかもしれないということ。

そういうことへの想像力が全く欠落したまま、軍備増強が国を守ってくれると勘違いしている。いや、戦闘は琉球弧の島々の自衛隊と米軍が出動してくれるから、本土の我々は大丈夫だと思っているのかもしれない。

だから日米安保も大事。自衛隊も大事。自分たちは安全だ。

そういう国民の意識を増幅させ、不愉快極まりない現行憲法を廃止して民族愛国主義専制国家に日本を作り直したい願望に取り憑かれてきた安倍晋三は、核共有論にまで言及、軍事力強化を大っぴらに叫ぶ政治家だ。

自ら命を絶った赤木さんのこと、あるいは存在すら否定されて恨を抱えたまま亡くなった従軍慰安婦のことでも、彼らの気持ちを想うだけで、私は安倍晋三を許せない。だからまず回復を祈るとか暴力には反対だなんて言葉が出てくる物分かりの良さも心の優しさも持ち合わせない。

この日本の状況では「銃で殺そうとした」行動は、あまりにも無意味で短絡的な行動だと思いはする。けれど犯人の動機がどうであれ、この事件は世の中が悪い方向に進む節目になるかもしれない。自民党は必ずこの事件を政治利用する。その意味では安倍晋三の念願は自らの犠牲によって実現するかもしれないという逆説的事件とも言えるかも知れない。

それにしても全くもって無駄で無謀なことをしてくれたものだ。ひょっとして裏の裏の裏のどこかの陰謀もありうるけれど、逆に誰でもいい殺人願望の可能性もある。
国会議員の選挙という平和で民主主義的な(!)活動が行われている最中に突然割り込んだ不協和音が調和をかき乱すよう。

容態が不明な中でこんな投稿して不謹慎の誹りを受けるかもしれないけれど、あえて今の気持ちを書くことにしました。
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