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2022年03月15日20:25

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「入管問題」とやらを終わらせる意味は?

■岸田首相が避けた入管法改正案の再提出。無法だらけの“日本の入管問題”を終わらせる絶好の機会
(日刊SPA! - 03月13日 09:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=6883728

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◆入管の窓口で泣いている人たちの声は、届かなかった
 入管問題については、当初は外国人の人権についての関心は非常に薄いものだった。入管の収容施設には在留資格を失った外国人たちが閉じ込められ、職員による激しい虐待を日々受け続けていた。密室であることをいいことに、職員の好き放題に行われていたのだ。そして、その情報は外部には届かなかった。わずかな支援者はいたが、社会運動の中ではマイノリティ中のマイノリティだったといえる。
 少なくとも2017年あたりまでは、この問題はまったくといっていいほど知られていなかった。日の光すら当たらない不衛生な収容施設で、職員による暴言や虐待は日常茶飯事。医療放置によって命を落としたり、境遇に耐えかねて自殺者がでたり、いつ出られるかもわからないストレスで精神疾患にかかってしまったり、まさに“無法地帯”の状態だった。
 この頃は東京五輪・パラリンピックが決まったことにより、在留資格のない外国人の収容が急激に増えていた。難民と認められなかった人も、日本人配偶者のいる人も、帰れない事情があるにも関わらず問答無用に強制収容された。家族の誰かが捕まり、残された妻や母、子供たちは頻繁に入管へ出向いて、死に物狂いで家族の解放を求めていた。彼らは入管の建物の外や窓口で、泣きながら声を上げていた。
 2021年3月6日、名古屋入管で起きたスリランカ人留学生、ウィシュマ・サンダマリさん(享年33歳)の死亡事件は世間に大きな衝撃を与えた。法務省と入管庁による被収容者の虐待が明るみになり、テレビ番組でも連日取り上げられた。今やこの問題を知らない人は少なくなってきた。

⇒日本の入管の対応はかなり劣悪で非人道的ということですね。ただ、日本の入管の対応が劣悪であるとされればされるほど純粋に一つの疑問が生じるのです。あとの本記事の文章をなぞりつつ、その疑問を問いたく思います。



◆それでもまだ、誰にも知られず苦しんでいる被収容者たちがいる
 残念ながら、それでも入管の環境は依然として改善されることはない。まだ、今にも命を落としかねない状態の人たちが収容されている。
 東京入管に収容されているスリランカ人ジャヤンタさんもその一人だ。1年以上の収容生活の末、やっと2021年末に仮放免されたものの、わずか2週間後に再収容されてしまった。
 ジャヤンタさんは、最初の収容中に2度もコロナに感染してしまい、さらに職員から集団暴力を受けたストレスで食事をとることができない。食事をしても吐いてしまうので、点滴を打たないと危険な状態になっている。しかし、点滴の針の打ち過ぎで腕の皮膚が固くなり、打つのが難しくなっているという。
 入管の医師も、これ以上の点滴を行うことに懸念を示している。「これは収容が原因で、今のままでは危険だ」と職員に伝えているという。それでも、いつまでも解放される様子はない。いつ命を落としてもおかしくない状態にあるのだ。
 長崎にある大村入管でも、ネパール人男性が現在、寝たきりの状態となっている。2019年4月にフリータイム中のサッカーで人とぶつかって怪我をしたが、適切な治療をしてもらえなかったという。2020年8月、外部の病院で「大腿骨頭壊死症」と診断されたが、痛み止めを処方されただけの処置で症状が悪化し、排尿障害を併発した。
 その後、背中などに激しい痛みを訴え、ついには歩けなくなって寝たきり状態となってしまった。支援者との面会にはストレッチャーで運ばれてくるという異様な状況だ。直すためには「手術が必要」と言われているが、入管は一向に対処しようとしない。

⇒個々の事例をいくつ取り上げても言いたいことは一つ「日本の入管はひどい」ということの強調ですよね?それは理解しました。そしてそれを強調されればされるほど私の疑問は一層強くなるのです。


◆今こそ、入管問題を終わらせる絶好の機会?
 そんな知られざる入管の実状をレポートし続け、『難民鎖国ニッポン ウィシュマさん事件と入管の闇』(かもがわ出版)を上梓した志葉玲さんはこう語る。
「入管問題で日本は国連などからこの10年、幾度も懸念と改善勧告を受けています。もはや、いつまでもこの問題を放置はできないはずです。入管による人権侵害を終わらせるための国民的な議論が必要で、自分もその一端を担っていきたいと思っています」
 志葉さんが目指しているのは、「日本の入管問題を終わらせること」だという。
「ウィシュマさんの事件で、多くの人々が入管問題に目を向けるようになり、昨年の衆院選では主に野党で各党が入管行政の改革を公約にするまでになりました。今こそ、入管問題を終わらせる絶好の機会です。収容の是非を『入管の裁量』ではなく裁判所に委ねる。無期限の収容を止める。難民その他、帰国できない事情を抱える人々を適切に救済していく。国連からの勧告や、野党合同ヒアリング等での改善案も実現していくべきでしょう」
 いまだ入管の改善が見られないのは残念なことだが、志葉さんのようなジャーナリストたちによる地道な取材のおかげもあり、前回の入管法改正案は廃案となった。しかし、まだ終わりではない。今まで以上に多くの人々が、入管の人権侵害を終わらせるために声を上げる必要がある。

⇒私の疑問はただ一つ。「なぜそんな劣悪な日本にわざわざ難民の方はこだわるのか?」です。確固たる事実として「日本は島国」です。陸続きの国と異なり、かなり意図的でなければ島国の日本に「難民」として訪れることはできません。現在進行形のウクライナのような事例で国際的な約束として「日本もこれだけの割合を受け入れなさい!」というのならわかりますが。

しかも本記事にあるように「日本の入管の扱いは劣悪」なのですよね? そして本記事にある通り、難民の方々は「一刻も早く救われたい」わけです。 

なのに、なぜわざわざ「難民の扱いが劣悪」な「島国である日本」で難民になろうとするのか? 「疑問というか疑惑」がどんどん強調されていくわけです。

むろん「だから日本の入管が劣悪なままでいい」ということにはなりません。それは論理のすり替えですから。

ただ、純粋に「一刻も早く難民を救いたい」なら、この志葉さんの「日本の入管問題を終わらせること」は「きわめて効率が悪い方法」だとは断言できます。

「批判ばかりされる『入管での難民の扱いが劣悪な』日本」に固執せず、日本よりはるかに入管がマシな陸続きで容易にアプローチできる国があるはずです。そちらに難民の方々を誘導してあげるほうが手段として最善です。この記事で日本の入管を批判すればするほど不自然さが増すわけです。

・・・それとも難民や志葉さんには「日本の入管をなんとかしたい」何か別の意図があるのでしょうか?と私は勘ぐってしまいますね。
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