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2022年02月19日11:36

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恋愛と社会構造

「意識は社会構造によって作られる」とマルクスやエンゲルスは言ったそうだが、その意識を感情や気持ちに置き換えて解釈するとかなり当たっているかもしれない。判りやすい例は恋愛感情。少なくとも、経済至上主義だった戦後昭和の日本のかなりの男は、自分に優しく世話を焼いてくれる女を好きになった。恋愛感情を持った。当時の若者雑誌やラジオでも盛んにその事を伝えていた。その流れの一つが島田療育園の悲恋。僕もその気持ちはよく知っているから、書けたわけである。もっと判りやすい例が和歌山県の例の殺人事件。殺された高齢男性は、相手の性的魅力よりも「世話」に魅かれたし、女はストレートにお金を求めて。
お金主義男女関係。無論、そのようなものは愛でも何でもない。離婚やケンカにもなるわけだよ。
 でも、今はその流れも底辺から変わってきている。男にお金も、甘やかすように優しくしてくれることは求めず、ただ言葉だけ求めてくる女性も何人も出会っている。言葉=心。昔はいなかったタイプですね。社会構造が本当に変わり始めたのでしょうか。こう言っている僕も、昔とは違い、世話を焼く女を好きになる事はいつの間にか、なくなっている。言葉=心を求めてくる女性たちには、丁重に、感謝をもって言葉を送り続けている。今の世に島田の例の男性園生がいても、全然違う相手と違う恋愛するように思えます。
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